【ぶれない軸があるか?黒柳徹子さんから学ぶ】
先日はアナウンスの勉強のため寺西裕一先生のところへ勉強に。
この日は僕も含めて3名で学ばせていただきます。
先日競馬実況デビューをした三宅秀一郎さんも参加していたこともあり、インタビューのトレーニングを実施しました。
1人の取材対象者に対して複数で質問をする形式。
その後はAさんBさんCさんに分かれて取材をする人、される人、オブザーバーとして聞き評価をする人に分かれチェックリストに内容を記入し後ほどフィードバックを行います。
インタビューや取材と聞くと、一般の人には無関係に感じるかもしれません。
いえいえそんなことありません。
難しく言ってますが、簡単に言うと相手に対して「質問」をすること。
興味のあることを「聞き出す」ということです。
普段皆さんも自然にしてますよね?
「昨日何食べた?」
「どこ行った?」
「あの映画見た?」
「どこがおもしろかった?」
「やっぱりあのシーンで泣いたよね」等々・・
コミュニケーションの中で自然と質問や回答というやりとりは行われています。
さて、どうすれば話は盛り上がるでしょうか?
相手から良い情報を引き出せるでしょうか?
ぶれない軸があるか?
「質問」に対しての意識する点やテクニックは挙げればきりがないのでここでは割愛します(おいおいという声はご容赦ください・・笑)
先日の講座で感じた大切にしたい「意識」についてお伝えできればと思います。
それはぶれない「軸」があるかどうか。
この意識が大切であると伝えていただきました。
どういうことかというと・・・
先日競馬実況デビューした三宅秀一郎さんは当然競馬について詳しい。
一方僕は競馬についてはほとんど無知。
馬が走るくらいは分かりますが、頻繁に競馬場に行ったりレースを見るわけではありません。
そんな僕が、競馬についての話についていこうと思うと、知ったかぶりをしてしまうかもしれません。
当り障りのない話になるかもしれません。
そうなると面白い話は引き出すことができなくなります。
ここで、黒柳徹子さんを思い出してみてください。
日本のテレビ女優第一号でもある黒柳徹子さんを知らない方のほうが少ないのじゃないか?
と思わせてくれるくらい知名度もイメージも強烈な黒柳さん。
そんな黒柳さんは、非常に個性の強いキャラクター。
でも、そんな自分を周りに対して変に合わせることなく、自分の気持ちを軸にしてぶれることなく意見を伝えているように思います。
どんなに旬な芸人のネタだろうが「知らなければ知らないと言う」
ただ、知っていて好きなネタであれば一緒になって楽しむ。
自分の気持ちに素直であり、無理して合わせることなく自分の気持ちを伝えるという軸があるのかもしれません。
話を戻すと。
僕が競馬を知らなければ、「知らない」でいいんです。
知らない人間だからこそ聞けることがあるはずです。教えてもらえることがあるはずです。
大切のは「知らないけど知りたいと思っている」ということ。
他人に合わせないのではなく、私はこうなんです。あなたはどうですか?と素直に伝えること。相手に興味を持つこと。
自分の想いや感情に蓋をしてしまうことが時としてあるかもしれません。
それでも、勇気を出してありのままの自分で相手に質問を投げかけてみてはどうでしょうか?
仮に知らなかったとしても、知ろうとしようとしている姿勢を相手は理解してくれると思います。
自分という「軸」を持ち、合わせるだけでなく、想いを伝える。
そうすることで相手も心を開いて、面白い話を聴かせてくれるかもしれませんね。
共感する部分があれば、是非一度意識してみてください。
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立命館大学産業社会学部卒。大学時代、RBC(立命館大学放送局)にてアナウンサーとして在籍。ラジオDJやステージの司会を行う中で「人に伝える」ための方法やコンテンツ作りの楽しさを知る。卒業後は楽天(株)に就職し、インターネットを通じたマーケティングやコンテンツ開発から、楽天市場に出店する店舗様の売上を上げるコンサルタントを経験。
現在はフリーアナウンサーとして結婚式、イベントの司会や話し方の教室を開講し講師として活動中。「話すことが楽しい!」と思える人を増やすために、学生から主婦まで幅広くオンラインや直接指導を行っている。
なでしこリーグ、高校野球、アメリカンフットボールの実況中継も担当。結婚式二次会のノウハウコンテンツも執筆中。
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