【ドットソンの法則:緊張とパフォーマンスの関係】


先日企業様にて「プレゼンテーションの研修」を実施しました。

「プレゼンテーション」と聞くと身構えてしまう人もいらっしゃるかもしれません。

加えて、

・自分には関係ない

・ビジネスをしている人だけでしょう?

・使う機会がない

・何なら使いたいとも思わない

という方も中にはいらっしゃるかもしれません。

ただ、僕自身はプレゼンテーションスキルが向上すれば、ヒト・モノ・カネのすべてが手にすることもできると思っています。

自分の想いを分かりやすく相手に伝え、共感、感動を生むことができればどうでしょう?
単純に自分を応援してくれる人が増える。

応援の仕方は色々です。
近くでサポートしてくれることもあれば、物資や金銭面でサポートをしてくれるかもしれません。

何にせよ、プレゼンテーションを自分の考えを分かりやすく相手に伝えることだと思っています。

これは、普段のコミュニケーションでも絶対に生きると思います。
プレゼンテーション技術の向上に興味のある方は是非別途ご連絡いただければと思います。

ヤーキーズ・ドットソンの法則

話はプレゼンテーションの研修の際にこんな意見がありました。

「・・・緊張してうまく話せないんです」

緊張については一部過去にこんな話もしましたね。

【あがり症を克服するポイントは?】

http://kotokake.jp/comyubo20150526/

今回は緊張って悪くないですよ!という点もお伝えしておきましょう。

ヤーキーズ・ドットソンの法則をご存知でしょうか?

心理学者のロバート・ヤーキーズとJ.D.ドットソンがネズミを用いた実験で発見したことからこの法則の名前がついています。

学習活動に対する動機づけは適切なレベルにあることが必要であるとする理論・・・

難しく記載してますが、要は緊張状態は強すぎても弱すぎてもダメだということです。
実際に図を見てみましょう。

dotoson
図をご覧いただくと良いパフォーマンスを発揮するためには、程よい緊張感を持つことが大切だということです。

緊張していないというのは、どんな結果でも良いという投げやりな気持ちも、もしかしたらあるかもしれません。
真剣に考えるからこそ力も入る。緊張も起こる。

僕はそれで良いとお伝えをしています。
ただ、緊張して普段の力を発揮できなければそれは非常にもったいない。

だからこそ練習や準備を行い、緊張状態を少しでも緩和して自信を持って臨む。そうした経験やサイクルが今後にも繋がると思います。

最初から上手くいく人はなかなかいません。

挑戦して、行動して、実践し続ける人が成長し成果を出すと思っています。
なので緊張することは物事を真剣に捉えているからだと思います。

とはいえ、緊張し過ぎることなく程よい緊張感を持ってプレゼンテーションや経験を積んで欲しいと思います。

 

立命館大学産業社会学部卒。大学時代、RBC(立命館大学放送局)にてアナウンサーとして在籍。ラジオDJやステージの司会を行う中で「人に伝える」ための方法やコンテンツ作りの楽しさを知る。卒業後は楽天(株)に就職し、インターネットを通じたマーケティングやコンテンツ開発から、楽天市場に出店する店舗様の売上を上げるコンサルタントを経験。

現在はフリーアナウンサーとして結婚式、イベントの司会や話し方の教室を開講し講師として活動中。「話すことが楽しい!」と思える人を増やすために、学生から主婦まで幅広くオンラインや直接指導を行っている。
なでしこリーグ、高校野球、アメリカンフットボールの実況中継も担当。結婚式二次会のノウハウコンテンツも執筆中。

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