【J1リーグ第18節ガンバ大阪対鹿島アントラーズの一戦をDAZNにて実況担当】

      2018/08/01    - スポーツ実況


2018年7月29日に行われたJ1リーグ第18節ガンバ大阪対鹿島アントラーズの一戦がパナソニックスタジアム吹田で行われました。その試合の実況をDAZNにて担当させていただきました。

解説は木場昌雄さん、リポーターは藤原美佳さんでした。

▼試合のハイライト▼
https://www.youtube.com/watch?v=CBK-qpOf0X4&t=12s

宮本監督の初陣として注目された一戦

新体制と中2日の連戦。理由は違えど、総合力が問われる一戦。
ガンバは7/23にレヴィークルピ監督・マテルHCとの契約を解除。G大阪で12年間プレーをしたクラブOB、元日本代表の宮本恒靖監督はガンバ大阪U23の監督からTOPチームの監督へ。J2とのPO圏内16位に沈むチームの立て直しを図る。

一方の鹿島は日曜日に柏戦、そして水曜日にACLで延期していたC大阪戦を経て中2日で今日の試合を迎える。植田、金崎の移籍に加え、前節は昌子が負傷交代。チームは中断明け3試合連続で複数得点の勢いを持ってアウェイの地で戦う。

守備の再構築で膠着した状態に

宮本監督はU23から昨年共に戦った高宇洋を初のJ1リーグ起用を決めた。「特に守備面で昨年から成長が見えた」と起用の理由も話しをしていたが、出場停止から戻ったファビオ、そしてオジェソクがDFに名を連ね、米倉は1列挙げたSHでプレーをした。

中2日で戦う鹿島はSBに内田を起用。中盤にはレオシルバに代えて永木を起用した。ケガをした昌子に代えて磐田戦以来犬飼・町田がCBでコンビを組んだ。

ガンバは守備のスライド、約束事を守り、鹿島のサイド攻撃や、中への侵入も防いでいた。立ち上がりアデミウソンが高い位置でボールを奪いチャンスをつくるも得点に結びつけることはできず、前半は0-0で折り返しかと思った41分だった。

FKを永木からファーサイドの犬飼へ。犬飼が中に入れたボールを同じCBの町田が飛び込みゴールを決める。CBコンビで奪った貴重な先制点で鹿島が先制に成功した。ゴールを決めた町田はプロ初ゴールと結果を出した。

セットプレーから悔しい失点をしたガンバだったが、粘り強く守備をするところを大きく変えずにチャンスをうかがう。すると、思わぬ形で得点が生まれる。

右サイド、高と倉田がボールを奪いに行き、保持した米倉が前線のファンヴィジョへクロス。このクロスが直接ゴールに決まり1-1の同点に追いつく。

その後、鹿島は前線の鈴木や安部、中盤の三竿健斗にも疲れが見えはじめる。大岩監督は内田、安部、土居に代えて西、山口、伊藤と交代を行うも終盤勝ち越しゴールを奪うには至らず、逆にガンバは藤本、食野、長沢とサイドと高さを生かした攻撃も行いゴールに迫るシーンを増やした。

結果的には両チームどちらもゴールは割れず、1-1のドローで試合終了。ガンバは連敗ストップ。鹿島は中2日とタイトなスケジュールの中勝ち点1を得て負けなしを継続した。

ガンバは次節アウェイで磐田戦。そして鹿島は現在2位につけるFC東京とホームで対戦する。広島、FC東京と敗れた第18節。後半戦はどんな戦いが待っているか?過密日程も続くが楽しみです。

 

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Kotokake 代表 能政夕介

立命館大学産業社会学部卒。大学時代、RBC(立命館大学放送局)にてアナウンサーとして在籍。
ラジオDJやステージの司会を行う中で「人に伝える」ための方法やコンテンツ作りの楽しさを知る。
立命館大学卒業後は楽天(株)に就職し、インターネットを通じたマーケティングやコンテンツ開発から、楽天市場に出店する店舗様の売上を上げるコンサルタントを経験。その後独立をする。

現在はフリーアナウンサーとしてDAZNやスカパー等でスポーツ実況も担当している。
その他にも結婚式、イベントの司会や企業・高校・大学等へコミュニケーションの講師としても活動中。
「話すことが楽しい!」と思える人を増やすために、学生から主婦まで幅広くオンラインや直接指導等を行っている。

【過去の出演歴】
DAZNにてJリーグ中継(J1/J2/J3)、スカパーにて天皇杯やユースの試合等も担当。
その他にもなでしこリーグやアメリカンフットボール・ラグビー・高校野球の実況担当経験もあり。


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