【お悩み相談：自分から話かけることができない】
「自分から話かけることが苦手なんです・・」
先日、プライベートレッスンを行っていた20代男性の方にご相談を受けました。
その方とは楽しくコミュニケーションを取れますし、質問を投げかけてもしっかり返していただけます。
ではどうして自分から話しかけることができないのでしょうか？
今日はこの相談について一緒に考えていきましょう。
『考え過ぎていませんか？』
こうしたお悩みは個人のプライベートレッスンや講座の中で受けることがあります。
その中で共通しているとある考え方があります。
◇話しかけたり、話しかけられて上手くいかない図
その考え方とは【最初に悪い結果をイメージしてしまっている】ということです。
- 「会話が続かなかったらどうしよう」
- 「嫌われたり、つまらないやつと思われたらどうしよう？」
- 「また上手くいかないんじゃないか・・・」
これまで上手くいかなかった経験が自分自身を形成していることは多いです。
悪いイメージを抱いてしまい、結果として話しかけることができなかったり、そっけない対応をしてしまったりしてしまうことがあります。そして、またそうした自分を責めてしまったりと落ち込んでしまう場合もあります。
理想を求めないこと
完璧なコミュニケーションはありません。
上手くいくこともあれば、上手くいかないこともあります。
しかしながら、コミュニケーションに苦手意識がある人ほど、できる人のコミュニケーションと自分を比較しがちです。
どれだけ、結果をイメージしようとコミュニケーションはあなたの目の前でリアルタイムに行われます。先日上手くいったことが後日上手くいかないことだってあります。
大切なことは、失敗や傷つくことを恐れずにどれだけ小さなことでも構わないのでコミュニケーションに対して行動を続けていくことです。
挨拶からでも構いません。面と向かってが苦手であれば最初はメール等でも大丈夫です。
そうして、行動していく中で「上手くいったこと」「上手くいかなかったこと」を自分の頭で整頓して次回に生かしていくことが大切です。
コミュニケーションが上手な人は、これまでたくさんのコミュニケーションを取っている結果です。
上手くいかない自分が「今」はいても大丈夫です。
その「今」を経て、少しずつ成長できる「未来」へと繋がっていきます。
『話題が続かない。何を話せばいいか分からない。』
そんな時もありますよね。分かります。
さて、あなたは相手のことをどれだけ知っていますか？
出身地、血液型、週末の過ごし方、ポジティブかネガティブか、趣味、好きな色等々
良く考えてみれば知らないことだらけかもしれません。
翻って、あなたは自身のことをどれだけ知っていますか？
相手に質問する際に、自分の話もできれば相手は安心します。ですので、普段から自分は何が好きで、何に興味があるかを考えてみてください。
「好きなモノがない」「あまり興味がない」という方もいらっしゃるかもしれません。
人間は1日に何度も選択をしています。選択とは選択肢の中から「選んでいる」ということです。
そこには理由があるはずなんですね。
今日どうしてその服を選びましたか？
お昼ご飯はどうしてその食事を選びましたか？
当たり前だと思っていることにあなた自身の個性が光っているはずです。
みんながみんなコミュニケーションが得意というわけではありません。
だからこそ、自分にも相手にも興味を持ちましょう。そうすることで自分にも相手にも『？』が浮かんできます。
その『？』を解決するために、一言でも多く相手とコミュニケーションを取ってみましょう。
できないことができるようになるとワクワクしますね！たくさん失敗して、その失敗が成長に繋がり成功となるように応援していきたいと思います。
分かりにくい点や、もっと相談したいことがあれば是非お問い合わせからご連絡ください。
また次回もお楽しみに。
Kotokake代表 能政夕介（のせ・ゆうすけ）
立命館大学産業社会学部卒。大学時代、RBC（立命館大学放送局）にてアナウンサーとして在籍。ラジオDJやステージの司会を行う中で「人に伝える」ための方法やコンテンツ作りの楽しさを知る。卒業後は楽天（株）に就職し、インターネットを通じたマーケティングやコンテンツ開発から、楽天市場に出店する店舗様の売上を上げるコンサルタントを経験。
現在はフリーアナウンサーとして結婚式、イベントの司会や話し方の教室を開講し講師として活動中。「話すことが楽しい！」と思える人を増やすために、学生から主婦まで幅広くオンラインや直接指導を行っている。結婚式二次会のノウハウコンテンツも執筆中。
Kotokake公式HP-話し方講座やオンライン講座も実施中-
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