「コミュニケーションの”さしすせそ”」-コミュニケーション能力向上のツボvol5-

      2014/06/03    - コミュニケーション能力向上のツボ


みなさんこんばんは!6月に入りましたね。いかがお過ごしですか?

先日実況の練習のために、高校野球を観戦に行きました。
暑いと予想したので半袖・半ズボンで。結果日焼け+熱中症。

みなさんも暑い日は水分とこまめな水分補給をしてくださいね!

さて、今日はコミュニケーションの”さしすせそ”をお伝えします!

※注>能政夕介の個人的な見解です。

え?「能政さん無理アルヨ」という声が聞こえてきそうですね。
そうですね。だって完全に料理の「さしすせそ」に被せてますしね。

それでも意外とコミュニケーションの大切な部分を抑えていると思います。
雑談力を向上させたい方も是非一度ご覧ください!

さ 「先を読まない」

頭の回転が速い人程注意。
相手が言おうとしていることが分かっても「これってそういうこと?」とか「こういうことだよね?」と先回りして話さないことです。

すごいんですよ!先にゴールに辿りついてることは素晴らしいことですが、できれば相手が話のゴールに辿りついてから「これってそういうことだった?」と確認という形で話してみてください。

話している方は、先を読まれてしまうことが分かれば萎縮して話しにくくなってしまいます。
気持ちよく話している時は、気持ちよく耳を傾けましょう。

相手のやる気スイッチを奪わないことを心がけてみてください。

し 「真剣に聴く」

「へー」という目の死んだ相槌(極端?)と「うんうん!」とか「そうなんだ!」と目を輝かせて聴いてくれる相槌。
どちらが話しやすいですか?

話し手は思っている以上に「真剣に聴いているか」を見ています。

・スマホ片手やPC操作しながらのながら聞き
・目を合わせない
・相手に体が向いていない
・相槌を打っていない

挙げ出すとキリがないですが、聴き手の姿勢はものすごく重要です。

聴いて欲しいから話をしているわけなので、聴いてくれないと判断されれば話をしてくれる回数は圧倒的に減っていきます。

なので、さっき挙げたこととは逆になりますが

・相手に体を向けて
・目を見て
・「うんうん」と声に出したり、頷いたり相槌を打ち
・話している内容に興味を持つようにしましょう

真剣に聴けば、いつもより圧倒的な量の情報量を受け取れます。
そこから、新しい一面やあなたにとってもプラスの情報や関係が築いていけるかもしれません。

す 「滑ってもいい」

「話のオチがないと・・」(ガクガクブルブル(;´༎ຶД༎ຶ`))

何て思っている人(特に男性)は意外といるんじゃないでしょうか?

そりゃ面白かったり、オチがあるにこしたことはないかもしれませんが。

僕たち(私たち)ってお笑い芸人じゃないですから!
そんなに気にしなくても大丈夫です。もっと気楽に雑談を楽しもうとしてください。

特に男性は話に「オチ」を求めたがります。

「それで?」「オチは?」「え?どういうこと?」

女性のトークを思い出してみてください。彼女たちは雑談の天才です。
雑談を学びたければ女性とたくさん話す努力をしてみてください。
オチがなくても止まりません。だって気にしてないんですもん。

話したいことを話す

これって意外と大切ですし、本質ですよね。
だから「滑ってもいい」というか気にしなくていいんです。
したい話をちゃんと伝えること。(もちろんひとりよがりにはなってはいけませんが)

楽しく会話をするためには、まずあなた自身が「楽しむこと」
だから「滑ったらどうしよう・・」「この話面白くないかな」ではなく。

「聴いてー!」と気軽に是非話すようにしてみてください。
そこから相手の反応や意見に耳を傾けて話を広げていくということに挑戦してみてください。

せ 「選択肢を提案しよう」

よく相談されます。

「会話がうまく続かないんです・・」

分かります。うまく話そうとしなくても大丈夫です!

めちゃくちゃ簡単な例を出しますね。

「今日何食べたい?」と聞かれたらどう思いますか?
悩みますよね。「AKB48で誰がいい?」と聞かれる方が多分簡単ですよね。

「今日は”和食”か”洋食”か”中華”どれがいい?」と質問されるとどうですか?

「うーん。和食かな?」とか選んでもらいやすくなりますよね?
※AKB48で例えると「たかみなかぱるるかさしこなら誰がいい?」ってことですよ。
(因みに僕はマリコ様と答えます。(古いというかもはや卒業してる。))

コミュニケーションは話題が大きければ大きいほど抽象的になって話しにくくなります。
(知識量があれば別ですが・・僕はそんなにないので。)

なので相手に「選択肢」を提案する努力をしてみてください。
これだけで会話の続く時間が圧倒的に長くなります。

例えば和食と言われてもたくさんありますよね?刺身?肉じゃが?
そこからどんどん話も心の距離も縮めていけばいいのです。

困ったときは選択肢を出してみる。意外とできてそうでできてない人が多いものです。

そ 「そうなんだ!とまずは共感」

正直これめっちゃ重要です。

結構いるんです。「それって○○じゃない?」「○○のがいいと思うけど」

本人は相手のことを思ってアドバイスを送ってくれているのですが、
もはやそれって否定でしかないんですよね。

もちろんそのアドバイスが正しいこともあります。
それでもまずは「そうなんだ!」「なるほど!つまり●●ってことが言いたいんだよね?理解できたわー」
共感することが大切です。

それだけて相手はあなたのことを味方だと思うわけです。
アンパンマンとチーズの関係と同じです(強固な関係です)

味方や仲間という意識がある相手のアドバイスはしっかり受け取れます。
でもそうでない人の声は届かないです。届きにくいです。

共感した後に、

「すごく理解できたんだけど、○○の部分は■■っていう選択肢もいいかもしれないって個人的に思うけどけどどう思う?」

と投げかけられたらどうですか?
素直に考えちゃいませんか?

しかもこの「個人的に」って一言がコミュニケーションを円滑にするために重要だと思っています。

あなたの意見を否定するのではなくて、あくまで個人的にはこう思う。というメッセージの在り方です。

これだけで否定されている感はかなり薄れます。

さしすせそでコミュニケーション上手

いかがでしたか?コミュニケーションの”さしすせそ”
少しでも「いいね!」と感じたら是非一度実践してみてください。

大切なことは「思う」だけでなく「行動」することです。
そうすることで反応が変わり、新しい環境が現れます。

職場の人間関係で悩んでる人や、人間関係で疲れている人。
雑談力を高めたい人や、モチベーションアップを周りに促したい人も是非一度実践してみてくださいね。

少し内容と異なる部分もありますが、普段こんな形で相手の話を引き出してます。

さっきから思ってたけど

しょうじき

すっごいおもろい話やん!ありがとう!

せっかくやからもっと聞かせてや!

それでそれで!?

大切なポイントは「興味」「共感」です。
この2点を意識するだけで相手が自分に向ける態度が大きく変わります!

自分の事を興味を持って聞いてくれて、なおかつ共感してくれる人を
悪い風に思う人は少ないと思います。

この話に「興味」を持ってくれて「共感」いただければ是非実践してみてくださいね。

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Kotokake代表 能政夕介(のせ・ゆうすけ)

立命館大学産業社会学部卒。大学時代、RBC(立命館大学放送局)にてアナウンサーとして在籍。ラジオDJやステージの司会を行う中で「人に伝える」ための方法やコンテンツ作りの楽しさを知る。卒業後は楽天(株)に就職し、インターネットを通じたマーケティングやコンテンツ開発から、楽天市場に出店する店舗様の売上を上げるコンサルタントを経験。
現在はフリーアナウンサーとして結婚式、イベントの司会や話し方の教室を開講し講師として活動中。「話すことが楽しい!」と思える人を増やすために、学生から主婦まで幅広くオンラインや直接指導を行っている。

Kotokake公式HP-話し方講座やオンライン講座も実施中-
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