【キャリア教育:兵庫県立伊丹西高等学校】

      2017/07/12    - 講師・講座・話し方教室


6月末に兵庫県立伊丹西高等学校様にて3年生およそ300名にキャリア講座を実施しました。
50分間という短い時間でしたが、模擬面接を含めた面接のポイント。

そして学生の皆さんはそれぞれ進路が異なるのでキャリアについても少しお話をさせていただきました。
静かに真剣に聴いてくれる学生の方も多く、これからの未来に少しでも貢献ができたのかな?と思えると幸せな気分になりました。

「楽しかったこと、すぐ言える?」

講演会のアイスブレイクで2人1組になってもらい、「1週間以内で楽しかったことお互いにシェアしてください」と伝えました。

すると静かだった体育館は一気に熱量を増しました。
しかしながら、終わった後インタビューをしてみると学生たちはこう話をしてくれました。

「何を話せばいいか難しかった」

「すぐに思い出せなかった」

すぐに出てこない中、一生懸命会話をしようとしてくれたことも嬉しかったですが、皆さんはいかがでしょうか?
最近楽しかったことをすぐに言葉にできますか?

進路やキャリアを決めるのは自分自身。
であれば、自分の感情や感覚を整理し、理解しておくことは非常に重要だと考えています。

僕自身はこれは習慣化が大切だと思っています。

生きている中で喜び、怒り、哀しみ、楽しみなど様々な感情が出てきます。
日々の生活の中で感情なく生活をしていることは恐らくないでしょう。

ただ、無意識で出る感情を自分の中で理解する時間を取ること。

「自分はこういうことをすると楽しいって感じるんだ」

「こういう状態だとイライラしてしまうんだ」

客観的に自分を見つめて、感情が動いた理由を少し考えてみると新しい自分が発見できるかもしれません。
学生たちには、自分のことをもっとよく知ろう。そして抽象的にではなく具体的に語ろうという点を話をさせていただきました。

「めっちゃおもしろい」の「めっちゃ」ってどのくらいだろう?
どこがおもしろかったのだろう?なぜおもしろかったのだろう?

自分と向き合う時間を少しでもつくると、自分のことが伝えられる。
そうすると、相手も自分を理解してくれる。

それを言葉で明確に伝えることができたとき、少し自分の方向性がこれまでよりも定まるかもしれません。
学生だけでななく、社会人のみなさんにとっても時には大切にしていただきたい時間だと思っています。

Kotokake 代表 能政夕介

立命館大学産業社会学部卒。大学時代、RBC(立命館大学放送局)にてアナウンサーとして在籍。ラジオDJやステージの司会を行う中で「人に伝える」ための方法やコンテンツ作りの楽しさを知る。卒業後は楽天(株)に就職し、インターネットを通じたマーケティングやコンテンツ開発から、楽天市場に出店する店舗様の売上を上げるコンサルタントを経験。

現在はフリーアナウンサーとして結婚式、イベントの司会や話し方の教室を開講し講師として活動中。「話すことが楽しい!」と思える人を増やすために、学生から主婦まで幅広くオンラインや直接指導を行っている。
DaznでのJリーグ中継、なでしこリーグ、高校野球、アメリカンフットボールの実況中継等も担当。結婚式二次会のノウハウコンテンツも執筆中。

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