【ほんの少しの違い】

       - 講師・講座・話し方教室


先日は求職者向けの面接対策講師のため大阪へ。
30歳までの若手に対しての講座をおよそ3時間行いました。

求職者の方で「自信」をなくしている方が多いのも事実。
就職活動がうまくいかなかった。
最初に勤めた職場で馴染めなかった。

ただ、こうして講座に受講いただくみなさんはすでに前を向いている人ばかり。
ほんの少し意識を変えれば、成果を得られることも多いです。

ほんの少しの違い

先日Twitterで知人がつぶやいているのを見ました。

できない人とできる人の違い。それは『ほんの少しの違い』(出典・関連: yumekanau2 , self-pr.net

no1
本当にほんの少し。
でもこのほんの少しが決して簡単ではないようにも思います。

これまでの自分の「当たり前」を変えること、壊すことには勇気がいる。
その勇気を持てるかどうか。一歩を踏み出せるかどうかで成長の曲線が変化する。

そして、スタートの能力に差がなくても、ほんの少しの意識の違いで大きく差が開くこともある。
意識を変えるきっかけに昨日の講座がなっていると本当に嬉しいです。

アイスブレイクで頭の体操

受講者の方にこんなアイスブレイクを行いました。

簡単な連想ゲームです。

例えば・・「リンゴ」と言って連想するものを何でもいいので伝えてください。と言います。

すると、「赤い!」とか「甘い!」とか「フルーツ!」といった言葉が出てきます。

第一段階はスピードを意識した、リアクションの速さを要求します。
次は、伝えた単語を1文で説明してください。とハードルを上げます。
例えば・・「バナナ」だと

「黄色く、皮を剥いて食べる果物。」みたいな感じです。

さっきまでは即答できていた方も少し考えてから伝えるようになりました(なかなか難しいみたいです)
そして最後は伝えた単語を一文で説明し、更に自分のエピソードを付け加えてもらいます。

例えば・・「野球」だと

「野球は9人で行うスポーツです。私は実際にプレー経験はないですが、プロ野球シーズンに入ると阪神タイガースをテレビの前で応援しています」

といったようなイメージです。
こちらもなかなか苦戦。特に自分のエピソードをひねり出すことが難しそうでした。

理解できているかどうか?

リンゴが赤かったり、甘かったり、果物であることは自分の経験を含め事実として認識できています。
だからこそ、自信を持って早く答えることができています。

しかしながら自分のこととなると、「これでいいのかな?」「どんな経験をしていたかな?」と不安になったり、明確になっていない部分があると言葉にするのに時間がかかってしまいます。
簡単なアイスブレイクですが、だからこそ自分のことをきちんと理解しておくことの大切さは受講している皆さんに伝わったようでした。

このきっかけからおよそ3時間。実践しながら、面接指導を行いました。
毎回思いますが、数を重ねるたびに成長を目の当たりにできることが何よりも嬉しいです。

今回の講座をきっかけに日々のコミュニケーションでほんの少しでも意識が変わると、私自身も嬉しく思います。

 

Kotokake代表 能政夕介(のせ・ゆうすけ)

立命館大学産業社会学部卒。大学時代、RBC(立命館大学放送局)にてアナウンサーとして在籍。ラジオDJやステージの司会を行う中で「人に伝える」ための方法やコンテンツ作りの楽しさを知る。卒業後は楽天(株)に就職し、インターネットを通じたマーケティングやコンテンツ開発から、楽天市場に出店する店舗様の売上を上げるコンサルタントを経験。
現在はフリーアナウンサーとして結婚式、イベントの司会や話し方の教室を開講し講師として活動中。「話すことが楽しい!」と思える人を増やすために、学生から主婦まで幅広くオンラインや直接指導を行っている。
なでしこリーグ、高校野球、アメリカンフットボールの実況中継も担当。結婚式二次会のノウハウコンテンツも執筆中。

Kotokake公式HP-話し方講座やオンライン講座も実施中-
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