【講演:大阪府立東住吉総合高等学校様(2018年6月に実施)】

      2018/07/31    - 講師・講座・話し方教室


6月29日に大阪府立東住吉総合高等学校様の学生に対して授業を行わせていただきました。今回は既に進路が確定している高校3年生数十名に対しての講義でした。

集中して講義を受けてくれるか?

というのが実は心配の種でもありました。

なぜなら、高校の担当者の方や講演や講義を手配いただく方から「既に進路等も決まっているため、集中力が途切れる可能性もあります」とのことでした。

正直なところ学生の気持ちも十分に理解できます。なぜなら、もし自分が高校生の立場なら、確実に話半分だろうなと感じたからです。

では、どうすればいいのか?お話をいただいた以上ベストを尽くすのが礼儀。その中で、45分×2コマのほとんどを体験型の企画を行うことにしました。

コミュニケーションとチームビルディング

これは専門学校や大学進学や就職においても必要な能力だと思っています。特にコミュニケーションは企業が採用活動の中で重視する能力として15年連続1位(2003年~17年まで)

なので、参加する学生同士のコミュニケーションを考えてもらうワークから、チームをつくりチームで課題を解決するアクティビティを実施しました。

特に体を動かしながらのアクティビティは少人数だからこそできる企画なのですが、チーム内で話し合いを行いしっかりと考えながら取り組んでくれました。学生の皆さんも楽しそうな一面も見れたので個人的には非常に手ごたえもありました。

成功するチームとは?

人数の関係上今回は2チームでしたが、勝負には勝利したチームと、負けたがチームワークが良かったチームと分かれました。

短期的にみれば「成果が出る」ことは重要です。

ただ、中長期的に見た際に「一緒に成果を出したい」とチーム内で思えるかという点は非常に重要だと思います。

アクティビティ後はそれぞれの学生の皆さん意見を聞きながら、「チームで働くとは?」という点について一緒に考えていきました。

「楽しもうとする気持ち」「話を聞いてくれる」「役割分担が明確」「同じ目標を持つ」チームが成功するためには色んな指針があると思います。今挙げた言葉は学生の皆さんが自分で伝えてくれた言葉です。

実際の経験を通じて、少しでも「チームの大切さ」「コミュニケーションの重要性」感じてくれたのであれば嬉しい限りです。今回のお話しが少しでも学生の皆さんにとって有益になっていれば嬉しいですね。

 

Kotokake 代表 能政夕介

立命館大学産業社会学部卒。大学時代、RBC(立命館大学放送局)にてアナウンサーとして在籍。
ラジオDJやステージの司会を行う中で「人に伝える」ための方法やコンテンツ作りの楽しさを知る。
立命館大学卒業後は楽天(株)に就職し、インターネットを通じたマーケティングやコンテンツ開発から、楽天市場に出店する店舗様の売上を上げるコンサルタントを経験。その後独立をする。

現在はフリーアナウンサーとしてDAZNやスカパー等でスポーツ実況も担当している。
その他にも結婚式、イベントの司会や企業・高校・大学等へコミュニケーションの講師としても活動中。
「話すことが楽しい!」と思える人を増やすために、学生から主婦まで幅広くオンラインや直接指導等を行っている。

【過去の出演歴】
DAZNにてJリーグ中継(J1/J2/J3)、スカパーにて天皇杯やユースの試合等も担当。
その他にもなでしこリーグやアメリカンフットボール・ラグビー・高校野球の実況担当経験もあり。
企業様のイベント司会やCM・ゲームのナレーション及びナレーターのディレクションも担当。


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