【どこに目を向けるか?】-コミュニケーション能力向上のツボvol6-

      2014/11/17    - コミュニケーション能力向上のツボ


みなさんこんにちは。今日をいかがお過ごしですか?

今回はコミュニケーションについて!
『どこに目を向けるか?』という題材で書いていきたいと思います。

さて、みなさんこの画像を見たことはありますか?
じっと見つめてみてください。

 

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どうですか?
記憶に残ったのはどちらの円でしょうか?

統計学上は欠けた方の円の方が記憶に残るそうです。
これは心理学の世界で有名なゲシュタルトの理論の中で用いられています。

多くの人はなぜ欠けている部分に目がいくのでしょうか?
この部分が人の生き方に当てはまる点でもあるように思います。

『できていないところ』ばかりに目がいってませんか?

欠けている部分を仮に「短所・欠点」としてみましょう。
私も個人セッションオンラインの講座で受講生の方の話を聞くことがあります。

「はっきり喋れなくて・・」

「昔からこれで損してるんです」

「声が暗いって言われて・・」

自分のことを理解することは大切なポイントです。
でも「短所・欠点」だけに目を向けるのではなく、できているポイントや足りていることにも目を向けてみてください。

・こうして変わろうとしていること
・サ行は苦手だけどカ行は得意ということ
・表情は明るいという点

実は挙げればきりのないくらいできていることもあります。

欠けている部分だけを見つめるのではなく、一歩下がって綺麗な円の部分もあなたの一部ということを考えてみてください。

あなた自身の見方が変われば、相手への見方も変わる

自分自身の「短所・欠点」ばかり見えているということは、他の人にも同じようにしている可能性はありませんか?

「短所・欠点」を探す方が簡単かもしれません。
そこに目を向けるのではなく、いつも見ている景色から一歩下がって相手の「長所・美点」を見つけてみてください。
※欠点の対義語って美点なんですね。初めて知りました。苦笑

そうすれば新しい発見や今まで知らなかった部分が見えてくるかもしれませんね!

今日のまとめ

・自分の「短所・欠点」ではなく「長所・美点」を探してみよう
・相手の「短所・欠点」ではなく「長所・美点」を探してみよう

今日やってみて欲しいコト
・今まで褒められたこと、感謝されたことを1つでもいいので思い出してみよう。

・思い浮かんだことを実際に文字にしてみよう

・文字にしたときに思っている気持ちをしっかりと考えてみよう

・伝えてくれた相手の「長所・美点」を探してみよう

できてもできなくてももちろん大丈夫です!
この記事が少しでも何かの変わる機会になれば幸いです!

Kotokake代表 能政夕介(のせ・ゆうすけ)

立命館大学産業社会学部卒。大学時代、RBC(立命館大学放送局)にてアナウンサーとして在籍。ラジオDJやステージの司会を行う中で「人に伝える」ための方法やコンテンツ作りの楽しさを知る。卒業後は楽天(株)に就職し、インターネットを通じたマーケティングやコンテンツ開発から、楽天市場に出店する店舗様の売上を上げるコンサルタントを経験。
現在はフリーアナウンサーとして結婚式、イベントの司会や話し方の教室を開講し講師として活動中。「話すことが楽しい!」と思える人を増やすために、学生から主婦まで幅広くオンラインや直接指導を行っている。

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