【出演情報】Bリーグ2022-23シーズンの京都ハンナリーズVS千葉ジェッツの一戦を実況担当

      2023/09/25    - スポーツ実況


2023年3月18日、19日に実施されるBリーグ2022-23シーズンの京都ハンナリーズVS千葉ジェッツの一戦をバスケットLIVEにて実況担当します

 

B1リーグも代表ウィークが終わり再開。ここからCSや残留争い、様々な戦いが続きます

京都は1か月ぶりとなるホーム戦。東地区の強豪、千葉ジェッツを迎えます。前節はアウェイで広島と対戦。ハイスコアなゲーム展開でしたが、惜敗し連勝とはならず。3月は強豪との対戦が続きますが、ホームで勝利を狙います

一方の千葉は天皇杯決勝を戦い4年ぶり4度目のタイトル獲得。そこから中2日でホームに戻って水曜日に北海道と対戦。ウィック・ローがコンディション不良でロスター入りせず連戦を10人で戦った一戦は富樫の今季最多の33得点をマーク。厳しい日程、ケガ人もいる中でB1リーグ連勝記録を22に伸ばしました

昨季は新型コロナウィルス感染症の影響で試合が中止。京都対千葉の一戦は2年ぶりとなります

京都市体育館には4,000名近くが来場予定とのこと

素晴らしい空気感で行われる一戦。どんな戦いを週末2日間で見せてくれるか楽しみにしたいと思います

解説:根間洋一さん
実況:能政夕介

※加執・修正の可能性もあります

今季の両チームについて(3/16時点)24節終了時点

京都ハンナリーズ【平均77.2得点(リーグ16位)平均80.4失点(リーグ16位)】16勝24敗で西地区7位

前節はアウェイで広島と対戦。95-102で敗戦もハイスコアな試合で終盤まで粘り強い戦いを見せた
久保田選手も茨城戦以来の復帰となり、16得点4アシスト2つのスティールと好調な姿を見せてブースターを安心させた
この試合はライト選手が今季最多の28得点。そして3Pも脅威の7/9という成功率だった

3Pは14/37で成功率は37.8%。今季は積極的に3Pを選択している京都。シーズン全体では3Pの試投数は1試合平均25.9回(リーグ10位)成功数は9.0回(リーグ7位)成功率は34.5%とリーグ5位の数値を誇っている
ライトが好調だったこともあり3Pの試投数がシーズン平均よりも多くなっているが、結果的に多くの得点が生まれた

一方で今季リバウントの平均は36.3回(リーグ16位)だが、この試合はOR11回、DR18回の合計29回に留まった(内ディアロが10回、ユトフが8回)
今節千葉のメンバー編成にもよるが、リバウント及び早いオフェンスで相手のファウルを引き出し、自分たちのペースで試合を握りたい

FTの成功率はリーグ9位(74.2%)前節も15/16で93.8%と高い数値を見せた。アウトサイドだけではなく地上戦でもスピードを見せ、効果的な得点を記録できるか楽しみにしたい

千葉ジェッツ【平均87.9得点(リーグ1位)平均74.1失点(リーグ5位)】36勝4敗で東地区1位(22連勝中)

天皇杯を制した千葉は中2日でホームに北海道を迎えての一戦
ヴィック・ローがコンディション不良でロスターから外れ10人で戦ったが、リーグトップのオフェンス力をこの試合でも発揮
特にアウトサイドのシュートは今季3Pの試投数が32.7回でリーグ1位。それを上回る40本の3Pを放ち19本を沈めた(成功率47.5%)

千葉は今季ここまで3Pの試投数と1試合の成功本数(11.2回)もリーグトップ。成功率は34.4%でリーグ8位だが、どこでも誰でも自信を持って打ってくる(北海道戦では富樫6本、スミス5本、西村・佐藤が3本を記録)
この試合はリバウンド数では大きく相手に上回れるも(千葉28回、北海道46回)TOをわずかに5回に抑え、上手く試合をコントロールし94-80で勝利し22連勝を飾った

富樫選手はB1個人通算800本目の3P成功を記録。後半はアウトサイドのシュートを抑えられたが、ドライブでも得点を重ねて今季最多の33得点を記録し勝利に貢献した

今季ここまでスミス選手の平均17.1得点を筆頭に、ヴィック・ロー選手が15.7点、富樫選手15点、ムーニーが14.3点、そして絶好調の原選手も平均10.4得点と主力の選手5名が平均で2桁得点をマーク

ムーニー選手が1試合平均12回のリバウンドを記録し、チームとしても平均リバウンド40.9回でリーグ2位。前節はウィッグ・ロー選手(今季平均リバウンドは8回)不在の影響もあったが、チーム一丸となって戦った
佐藤選手のハッスルプレーもあり、体力的にも厳しい状況だったようにも思うが、天皇杯優勝から初のホーム戦でブースターに嬉しい勝利を届けた

ロー選手の状況も気になるが、リバウンド争いは今季も1つカギになるはず。京都も粘り強いプレーができる選手がそろっているため、空中戦をどちらが制することができるか楽しみにしたい

両チームのメンバー編成(★は今季加入)

京都ハンナリーズ(HC:ロイ・ラナ)
★ジェロード・ユトフ
★水野幹太
小西聖也
★マシュー・ライト
★小澤智将
久保田義章
★青木龍史
満田丈太郎
★トビンマーカス海舟
★シェック・ディアロ
★ザック・モーア
★益子拓己 ※特別指定
小室昂大
★エペウドゥ(今季途中から加入)

京都は今季ロイラナHCを招聘し、メンバーも多く変わったシーズンになっている。シーズン序盤こそは苦しい試合もあったが、今季はアウェイ川崎、名古屋Dに勝利などチームで素晴らしい試合を見せている
バイウィーク中に島根でプレーしていたエペウドゥを獲得
ガドソンとロールは今季途中でチームを去ったが、ユトフ、ライト、ディアロと外国籍選手が安定したプレーを見せている
若い選手も多い中でどこまでシーズン中に積み上げていけるか楽しみにしたい

千葉ジェッツ(HC:ジョン・パトリック)
富樫勇樹
★小川麻斗(今季途中にプロ契約)
★ヴィック・ロー
★高橋克実 ※特別指定
二上耀
西村文男
大倉颯太
佐藤卓磨
ギャビン・エドワーズ
ラシードファラーズ
★荒尾岳
原修太
ジョン・ムーニー
クリストファー・スミス
★米山ジャバ偉生(今季途中にプロ契約)

12/11に島根に2点差で惜敗して以降負けなし。約3か月間勝利を積み重ねている千葉ジェッツ。地区優勝、リーグ優勝と3冠に向けて好調をキープ
とはいえチーム状況はケガ人も多く決して楽観視できない状況
それでも強い。特に今季は原選手の活躍が光り、経験豊富な西村選手や荒尾選手とプレータイムが限られている中でも存在感が光っている
これ以上のケガ人は当然チームとして避けたいところだが、今いるメンバーでどこまで強かに戦えるか?今季も楽しみです

過去の対戦成績(京都3勝・千葉9勝)リーグのみ

2020-21シーズン(千葉2勝)
京都 87-96 千葉 2020.12.12
京都 75-86 千葉 2020.12.13

2019-20シーズン(京都1勝・千葉1勝)
千葉 81-82 京都 2019.11.02
千葉 88-61 京都 2019.11.03

2018-19シーズン(千葉2勝)
千葉
 98-46 京都 2018.12.29
千葉 87-84 京都 2018.12.30

2017-18シーズン(京都1勝・千葉3勝)
千葉
 76-63 京都 2017.10.07
千葉 68-77 京都 2017.10.08
京都 60-82 千葉 2017.11.18
京都 74-90 千葉 2017.11.19

2016-17シーズン(京都1勝・千葉1勝)
京都 83-89 千葉 2017.03.18
京都 79-68 千葉 2017.03.19

過去の対戦成績はリーグ戦で見ると京都の3勝、千葉の9勝
現在千葉は対京都戦3連勝中
京都は3季ぶりの勝利を目指します。そしてホームでは2017年の3月19日以来勝利なし

千葉は現在B1リーグ新記録更新中の22連勝
3/12には天皇杯決勝を戦い、中2日で北海道と戦い勝利、今回また中2日でアウェイ戦とタフな日程が続く
前節ヴィック・ローがコンディション調整のため欠場。厳しい一戦だったが高い3Pの成功率を記録し勝利

京都はアウェイ戦から中2日となるが、ホームで多くのブースターを迎えての一戦。声援を受けながら、3年ぶりの勝利を目指したい

個人的な見どころ

バスケットボールキングさんからも見どころを展開

ホームの京都は前節久保田が負傷から復帰。スタートからは外れたが30分プレーし16得点をマーク。好調をアピールした
そして同じくPGのライトが今季最多の26得点。ユトフの3P成功率が1/11だったが、PG2人が強気のプレーを見せてチームをけん引した
千葉相手に、今節も堂々と力強いプレーができるかどうか。ライトは外から、そして久保田はインサイドへのアタックと周囲を活かすプレーを見せて攻撃面でけん引したい

前節は千葉の3Pが好調。富樫選手の33点が目を引くきますが、要所での得点を決めた西村選手。佐藤選手は攻守で奮闘し14得点を記録。そしてスタッツには残らない部分も含めて原選手は今季素晴らしいプレーを随所に見せています
その中でウィッグ・ロー選手の状況次第ですがリバウンドをチームでより取りに行く事ができるかどうか?そしてファウルトラブルをケアしながら戦わなければいけない
逆に京都は千葉のファウルを引き出すオフェンスを組み立てて戦いたい

今季の京都は前述したが川崎や名古屋Dに対してアウェイでも勝利を収めている。自分たちのバスケットの遂行に加え、相手の良さをどのように封じるかの戦いにも注目したい

リバウントの行方と、相手の状況をに合わせてどのようにプレーをデザインしていくか?特に京都は対千葉に向けてどのような変化を見せてくるかも注目したいところです

選手同士では古巣対戦はないが、千葉には昨季京都のHCを務めた小川伸也ACが在籍しており今節は古巣対戦になる
昨季共に戦った選手とコート上での再開も楽しみにしつつ、2年ぶりとなる京都VS千葉の一戦、熱い好ゲームになる事を期待したい

両日共に15時5分試合開始。京都市体育館、またはバスケットLIVEで是非熱戦をお楽しみください!

 

 

Kotokake 代表 能政夕介

立命館大学産業社会学部卒。大学時代、RBC(立命館大学放送局)にてアナウンサーとして在籍。
ラジオDJやステージの司会を行う中で「人に伝える」ための方法やコンテンツ作りの楽しさを知る。
立命館大学卒業後は楽天(株)に就職し、インターネットを通じたマーケティングやコンテンツ開発から、楽天市場に出店する店舗様の売上を上げるコンサルタントを経験。その後独立をする。

現在はフリーアナウンサーとしてDAZNやバスケットLIVE、スカパー等でスポーツ実況も担当。
企業研修や組織開発のコンサルティングにも従事
その他にも結婚式、イベントの司会や企業・高校・大学等へコミュニケーションの講師としても活動中。
「話すことが楽しい!」と思える人を増やすために、幅広くオンラインや直接指導等を行っている。

【過去の出演歴】
DAZNにてJリーグ中継(J1/J2/J3)、スカパーにて天皇杯やユースの試合等も担当。
バスケットボールLIVEではBリーグや天皇杯を実況担当
その他にもなでしこリーグやアメリカンフットボール・ラグビー・高校野球の実況担当経験もあり。


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