【 関西学生アメリカンフットボールリーグ開幕!】

      2015/09/02    - スポーツ実況


ケイオプティコムフラッシュボールシリーズ 関西学生アメリカンフットボールリーグ。いよいよ秋のシーズンが開幕をしました!

8月28日の京都大学VS立命館大学の試合を皮切りにDIV1の試合がスタート。
今節もrtvさんとご一緒させていただいて実況を担当させていただきます。

今季は29日に行われた神戸大学VS近畿大学、そして関西大学VS龍谷大学の試合を担当させていただきました。

ご覧いただいたみなさんありがとうございます。
今節は関西学生アメリカンフットボールは5万人集客プロジェクトも行っています。

中継を見ていただけるのも嬉しいですが、是非スタジアムまで足を運んでいただきアメフトの魅力を感じていただければ嬉しいです。

神戸大学VS近畿大学

昨年の秋は7-3で近畿大学が勝利。「1ヤードに泣いた」と神戸大学が話していたように接戦を近大が制しました。
今年は一体どうなったか?昨年4位(近大)5位(神大)と中位を争う大事な戦い。

28-16で勝利したのは神戸大学でした。

当日の様子はrtvの中継を見てご覧ください。

2015年関西学生アメリカンフットボールDiv1 神戸大学VS近畿大学


2015年関西学生アメリカンフットボールDiv1 神戸大学VS近畿大学

大きな変化はパス主体であった、神戸大学が地上戦も扱うようになったということでした。
最初のオフェンスシリーズ、神戸のエースQB櫻井選手のパスをインターセプトした近畿大学。
流れをそのまま掴むかと思われましたが、先制したのは神戸大学でした。

第1Q7:10、敵陣まで攻め入った神戸は櫻井から今年の春、DBからRBにコンバートした副将#3平井がエンドゾーンでパスキャッチに成功!タッチダウンを奪います。キックも成功し7-0と神戸が先制します。

近大は第1Q9:03に敵陣まで攻め込みますが後一歩がでず、FGで3点を狙います。
これが決まり、7-3と点差を4点に縮めます。

要所での反則とミスが重なる近畿大学はペースを奪うことができず、逆に神戸大学は地上戦を制し、ラン主体の攻撃で近大ディフェンスを攻めたてます。

第2Qの2:44と6:48には神戸大学のRB#22中平がランでタッチダウンを決めて21-3と大きくリードします。
更に、第4Qの9:27にはK/DBでもある#9田中がインターセプトに成功しそのままタッチダウン。ビックプレーが飛び出し28-3と神戸大学が更にリードを広げます。

意地でも1本返したい近畿大学は第4Qも2分を切った、10:23。エースWRの#15小梶にパスが成功。そのままエンドゾーンまで走り切りタッチダウン!まずは1本返します。

オンサイドキックも成功させ、尚もチャンスを手にした近代。冷静に神戸大学を攻めたて、最後はWR#17中川への17ヤードのパスが通りタッチダウン。28-16とします。

タッチダウン後は意地の2点コンバージョンを試みますが、これは失敗。
神戸大学はセーフティーリードを守りきり28-16で初陣を飾りました。

関西大学VS龍谷大学

第二試合は昨年3位の関西大学VS昨年6位の龍谷大学との一戦でした。

2009年の優勝、2010年の同率優勝(プレーオフで敗退)以来の優勝を目指す関西大学。
エースRB藤本を中心に中上位に食い込みたい龍谷大学との一戦。

試合は序盤から白熱しました。

2015年関西学生アメリカンフットボールDiv1 関西大学VS龍谷大学


2015年関西学生アメリカンフットボールDiv1 関西大学VS龍谷大学

最初に仕掛けたのは龍谷大学でした。龍谷大学のキックオフで試合開始。
そこでいきなりオンサイドキックをしかけます。

しかしここは関西大学も冷静に対処。落ち着いてボールを捕球し、龍谷大学の奇襲をかわします。

その勢いのまま、敵陣深くまで攻め込んだ関西大学ですが、タッチダウン後一歩まで攻め込みますが、龍谷大学の守備陣の踏ん張りもありタッチダウンを奪うことはできません。最終的にFGを選択し、これを成功させ3点を先制します。

第1Qは龍谷大学の守備陣も踏ん張り一進一退の攻防が続き、3-0と関西大学リードで第2Qへ。

第2Q、関西大学のオフェンス陣が徐々に龍谷大学を攻め込みます。
開始後自陣からラン中心に敵陣まで攻め込み、最後はRB#43畑中が左サイドを駆け抜けこの試合初めてのタッチダウンを奪います。タッチダウン後のキックも決めて10-0とします。

尚も勢いは止まりません。ゴール前で激しいQBサックを浴びせます。ファンブルを誘い、ゴール前で攻守交代で追加点のチャンスを迎えます。

このチャンスを、RB#22の古川がランプレーで押し込みタッチダウン。キックも決めて17-0とします。
龍谷大学は4thダウン、パントのシュチエーションから走って1stダウン更新を試みますが、失敗に終わります。

敵陣40ヤード付近から関西大学は攻撃を再開。その1プレー目でした。QB#8石内から38ヤードのパスをWR#81中村がキャッチしタッチダウン!キックを決めて24-0と約5分間で3本のタッチダウンを関西大学が奪います。

このままリードを守りきり前半を折り返します。

第3Qは龍谷大学のオフェンス陣が勢いを見せます。エースRB#18藤本、RB#24岩崎を中心のランプレー。そして、2年生QB#11上田のパスがWR#6井貝や#80の松尾にも決まりはじめ敵陣まで攻め入ります。

しかし、後一歩が出ず得点には結びつきません。

龍谷大学は守備陣も踏ん張り、関西大学のプレーを要所で止め、追加点を奪わせません。
第3Q終了間際徐々に攻め入った関西大学は、第4Q突入後ゴール前まで攻め入りますが、龍谷大学のLB正岡の激しいタックルを受け追加点を奪えません。
しかし4thダウンに落ち着いてFGを決め3点を追加し27-0とします。

その後、両チームともに見せ場をつくりますが得点には結びつかず、27-0で関西大学が龍谷大学に勝利し秋の初陣を飾りました。

龍谷大学は破れましたが、2年生QBの上田の活躍や後半は3-0と関西大学を抑える等良い1面も見ることができた試合になりました。関西大学は次節9/13に王子スタジアムで神戸大学と。龍谷大学は9/12にEXPO FLASH FIELDにて近畿大学と戦います。

こちらの試合も熱戦が期待できそうです!

 

Kotokake代表 能政夕介(のせ・ゆうすけ)

立命館大学産業社会学部卒。大学時代、RBC(立命館大学放送局)にてアナウンサーとして在籍。ラジオDJやステージの司会を行う中で「人に伝える」ための方法やコンテンツ作りの楽しさを知る。卒業後は楽天(株)に就職し、インターネットを通じたマーケティングやコンテンツ開発から、楽天市場に出店する店舗様の売上を上げるコンサルタントを経験。
現在はフリーアナウンサーとして結婚式、イベントの司会や話し方の教室を開講し講師として活動中。「話すことが楽しい!」と思える人を増やすために、学生から主婦まで幅広くオンラインや直接指導を行っている。結婚式二次会のノウハウコンテンツも執筆中。

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