『おもてなし』の精神

       - 日々あれこれ


みなさんこんばんは。
爆弾低気圧が近づいてきているみたいですね。体調、足元には気を付けてくださいね。

さて、本日は京都にあるスターバックスにて友人と打ち合わせをしておりました。その中で『おもてなし』について考える機会がありました。

そもそもおもてなしとは?

昨年の流行語大賞にもなりました「お・も・て・な・し」

語源を紐解いてみると、「もてなす」の丁寧語であることが分かります。

一度は耳にしたことのある「客をもてなす」の「もてなす」からきているそうです。また、「もてなす」の語源は、「モノを持って成し遂げる」とのこと。

つまりお客様に応対する扱い・待遇のことを指し示します。

「モノ」とは、目に見える物体と目に見えない事象の両方が当てはまりそうですね。

そして、その心には「表裏無し」この気持ちを持っている状態を指すようです。

さて、話変わって。友人と話をしていると店員さんに声をかけられました。

「お話し中すいません。実は・・」

申し訳なさそうな店員さんの話を聞いてまとめると、今からコーヒーワークショップするので席を譲ってほしいとのことでした。

確かに周りを見れば「reserve」と書かれ机はワークショップを待つ人で賑わっていました。

「どうぞどうぞ!」と言いながら気づきました。

「あれ。席ねぇ。。」

お昼の時間帯が近づいており、見渡すと席は満席。

探すとカウンター席が運よく2席空いていたので滑り込むようにそこに座り話を続けました。

「ワークショップで席を譲るのは良いけど、もう少し前に一声あると助かるのにね」何て言葉を思わずこぼしてしまいました。
(いつも良きサービスを受けているので意外だなぁーと思ったので。)

すると、別の店員さんが申し訳なさそうに「先ほどはすいませんでした」という言葉と共に小皿に入れたfoodをサーブしてくれたのです。

その時に単純に良く見ているなぁ・・と感じました。

しかも異なる店員さんだったので、どういう判断基準があるのかも分からないですが、できる限り心地の良い空間を感じてもらおうという意志を感じれました。

そうして、飲み干していたコーヒーをおかわりして、気持ちよく客単価を上げた私と友人でした。
(因みにスタバのドリップコーヒーの2杯目は108円で飲めます。お得!)

ファンを増やす。という体験や行動はこうした些細なことからだと思います。
相手の行動、表情、視線を見つつ相手の立場に立った時に何をすれば相手が喜ぶか?

小さな一つひとつの行動が、今日のように心に残るのだと思います。

良い意味で、誰かの記憶に残る行動。うらおもてなく、『おもてなし』の精神を持ちながら、日々のコミュニケーションについても考えてみてもいいかもしれませんね。

Kotokake代表 能政夕介(のせ・ゆうすけ)

立命館大学産業社会学部卒。大学時代、RBC(立命館大学放送局)にてアナウンサーとして在籍。ラジオDJやステージの司会を行う中で「人に伝える」ための方法やコンテンツ作りの楽しさを知る。卒業後は楽天(株)に就職し、インターネットを通じたマーケティングやコンテンツ開発から、楽天市場に出店する店舗様の売上を上げるコンサルタントを経験。
現在はフリーアナウンサーとして結婚式、イベントの司会や話し方の教室を開講し講師として活動中。「話すことが楽しい!」と思える人を増やすために、学生から主婦まで幅広くオンラインや直接指導を行っている。結婚式二次会のノウハウコンテンツも執筆中。

Kotokake公式HP-話し方講座やオンライン講座も実施中-
http://kotokake.jp/contact.html

Kotokakeファンページ
https://www.facebook.com/kotokakehashi




関連記事