Bリーグ2019-20シーズン第10節滋賀レイクスターズVSシーホース三河のGAME1を実況担当

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2019年12月7日の大滋賀レイクスターズVSシーホース三河のGAME1を実況担当しました。

解説はびわこ成蹊スポーツ大学副学長の豊田則成さん。実況は能政夕介でお届けしました。

【ゲーム見どころ＆ストーリー】

リーグ連敗、天皇杯で連勝。
両チームのリーグで置かれている状況は6位と5位。厳しい順位状況の中で、天皇杯で得た流れをリーグ戦に持ち込みたい両チーム。

滋賀の西地区は順位争いはまだ混沌としている。
今月は同地区対決もあるだけに、しっかりとここで勝ちを拾いたい。

三河も今季はアウェイ戦に開幕以外勝利なし。さらに主力のガードナー不在の中で勝ち切りたい一戦。

過去3年間ではリーグ戦滋賀の1勝、三河9勝と三河にとっては相性の良い相手。新加入の外国籍選手の躍動も両チームにとってはシーズン全体を戦う上で重要になりそうだ。

▽チームについて▽
オフェンス力の強い三河。アウトサイドからのオフェンスで活路を見出したい滋賀。

滋賀はここまで3ポイントの試投数はリーグ１位。成功数もリーグ1位の成績。
特に狩野、髙橋、ヘンリーウォーカーと果敢に3ポイントを狙い得点を奪っている。

しかしながらインサイドでの攻撃には難があり、インサイドとのバランスが取れれば更に3ポイントが生きる可能性もある。そうした意味でも新加入のエアーズとウォーカーでインサイドを制圧し、オフェンスリバウンドを含めてオフェンスで流れをつくれるかが重要になりそうだ。

三河はリーグ3位の得点力を誇りながらもここまで4勝と苦しんでいる。
特に日本人選手の得点力が期待を下回り、ターンオーバーからの失点で苦しいゲーム展開を強いられている。

天皇杯ではDFの強度も上がり攻守のバランスが取れた試合を展開できた。
この流れをリーグ戦に持ち込みたいが、リーグトップの得点力を誇るガードナーがゲーム1は出場停止。チーム全体でこの戦い方を徹底できるか注目したい。

三河は主力のガードナーが不在。その中で、滋賀はインサイドで有利な状況をつくれるか？
また、三河は新戦力のシモンズがどのようにチームに融合していくか？攻撃力のあるチームだけに、牽引できる選手が出れば試合は接戦になる可能性も高い。

【注目選手とその理由】

◆滋賀：高橋 耕陽
天皇杯の琉球戦では4本の3ポイントを含む23得点をマーク。リーグ戦の琉球戦でも3ポイントを4本決めており敗れはしたがオフェンスをけん引。
滋賀全体で3ポイントの成功数は多いが、高橋も27/66で成功率40.9%と4割を超えている（リーグ8位の数値）
三河のカードナーが不在の中、インサイドとアウトサイドと攻撃を組み立てる中で、狩野含めて高橋の3ポイントは大きな武器になる。
リーグ戦は連敗中とオフェンスが苦しむ中で、チームを引っ張る得点を奪えるか注目したい。

◆三河：セドリックシモンズ
中心選手であるダバンデカードナー選手が9節のGAME2でテクニカルファウル＋アンスポーツマンライクファウルの結果失格・退場となった。
今回のGAME１は出場できないため、シモンズとクリスオトゥーレと帰化選手の桜木ジェイアールの出場が濃厚。
特にこの11月に新加入した外国籍選手のシモンズは天皇杯の名古屋戦でダブルダブルも達成。
得点力に加え、リバウンド力も強く魅力的な選手の一人（昨季は三遠でプレーし、15試合出場。1試合平均12.6得点8.5リバウンド1.3アシスト1.3ブロックを記録）
今季リーグ戦初出場だが、どのような連携を見せるかも楽しみなポイントでもある。

2026年からはクラブライセンスの基準が引き上げられる。
その内容の一部である営業収入12億円超えを満たし、平均入場者数4000人をすでに超えているのが、千葉と宇都宮の2クラブのみ。
営業収入12億円超えだけなら、アルバルク東京、シーホース三河、大阪エヴェッサも基準を満たしている。

シーホース三河は11月29日、B1クラブライセンスの取得要件である新たなホームアリーナの建設決定を発表。
愛知県安城市内に2021年着工予定、2022年竣工予定。入場可能数5000人以上などB1クラブライセンス取得に必要な施設基準を満たした施設となっている。

結果は滋賀が2年ぶりに三河に勝利

新加入のジェフエアーズが随所に良さを見せて滋賀が勝利。エアーズは19得点16リバウンドでダブルダブル達成。

12月7日（土）14:05開始
ウカルちゃんアリーナ

PGの#2 齋藤拓実選手は東京からおばあちゃんが来場していたそうで、ホームの初ヒーローに素晴らしい受け答えをされて好印象でした。

三河はガードナーの不在とORが取れず、また第１Q でTOが目立ち勝利ならず。明日のGAME２でしっかりと修正できるか楽しみですね。

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Kotokake　代表　能政夕介

立命館大学産業社会学部卒。大学時代、RBC（立命館大学放送局）にてアナウンサーとして在籍。
ラジオDJやステージの司会を行う中で「人に伝える」ための方法やコンテンツ作りの楽しさを知る。
立命館大学卒業後は楽天（株）に就職し、インターネットを通じたマーケティングやコンテンツ開発から、楽天市場に出店する店舗様の売上を上げるコンサルタントを経験。その後独立をする。

現在はフリーアナウンサーとしてDAZNやスカパー等でスポーツ実況も担当している。
その他にも結婚式、イベントの司会や企業・高校・大学等へコミュニケーションの講師としても活動中。
「話すことが楽しい！」と思える人を増やすために、学生から主婦まで幅広くオンラインや直接指導等を行っている。

【過去の出演歴】
DAZNにてJリーグ中継（J1/J2/J3）、スカパーにて天皇杯やユースの試合等も担当。
その他にもなでしこリーグやアメリカンフットボール・ラグビー・高校野球の実況担当経験もあり。

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