J3リーグ第17節セレッソ大阪U23対ガンバ大阪U23の一戦をDAZNにて実況担当

       - スポーツ実況


2019年7月21日はDAZNにてJ3リーグの実況担当です。
伝統の大阪ダービーはU23同士の対戦でもプライドをかけた一戦として行われます。
過去の対戦成績はお互いに2勝と2つの引き分けと全くの五分。セレッソ大阪U23対ガンバ大阪U23の一戦の個人的な見どころをお届けします。(J3リーグ 実況:能政夕介 解説なし)
※追記の可能性あります


順位の振り返り(15節終了時点)

セレッソ大阪U23 8勝3分5敗の勝ち点27で4位
ガンバ大阪U23  6勝4分6敗の勝ち点22で8位

※今年も上位2チームがJ2へ自動昇格。ただしJ2ライセンスを持っていることが条件。
2018年シーズンはFC琉球が優勝。2位の鹿児島ユナイテッドFCもJ2へ昇格。

過去の対戦成績 セレッソ2勝 ガンバ2勝 引き分け2つ

●2016年(4月10日・7月10日)ガンバの2勝
ガンバ大阪U23  2-1 セレッソ大阪U23
ゴール:呉屋・高木  ゴール:西本

セレッソ大阪U23 1-2 ガンバ大阪U23
ゴール:澤上     ゴール:一美・呉屋

●2017年(5月28日・10月7日)セレッソの1勝と引き分け
ガンバ大阪U23  0-0 セレッソ大阪U23

セレッソ大阪U23 3-2 ガンバ大阪U23
ゴール:沖野・山根・斧澤  ゴール:白井・高江

●2018年(6月2日・12月2日)セレッソの1勝と引き分け
セレッソ大阪U23 1-1 ガンバ大阪U23
ゴール:山根     ゴール:白井

ガンバ大阪U23  0-2 セレッソ大阪U23
ゴール:沖野・中島

●2019年(7月21日・10月27日)

 

戦績は全くの五分。セレッソはホームで1勝1分1敗。
今回で通算7度目の対戦。

 

今シーズンの成績

★セレッソ大阪U23 8勝2分3敗 勝ち点17 28得点24失点
先制試合:9試合 6勝1分1敗(3節の長野戦は引き分け、11節の熊本戦は逆転負け)
先制された試合:6試合 2勝4敗 (6節の群馬戦は2点差を、北九州戦も逆転勝利)
スコアレスドロー:1試合 7節の富山戦
ホーム: 6勝1分1敗 勝ち点19  17得点  8失点 得失点+9
アウェイ:2勝2分4敗 勝ち点8  11得点  16失点 得失点-5

複数得点:8試合
無得点:4試合
無失点:3試合 YS横浜・富山・相模原(2節・7節・13節)
最多得点:6得点
最多失点:3失点
※現在3試合連続失点中 6試合連続得点中 今季最多連勝は2連勝

 

★ガンバ大阪U23 6勝4分6敗 勝ち点22   26得点20失点
先制試合:6試合 4勝1分1敗(6節の熊本戦は逆転負け、)
先制された試合:8試合 2勝1分5敗(5節のFC東京U23、10節の藤枝戦は逆転勝利)
スコアレスドロー:2試合 2節の沼津戦と7節の群馬戦
ホーム: 4勝2分3敗 勝ち点14  17得点  13失点 得失点+4
アウェイ:2勝2分3敗 勝ち点8  9得点  7失点 得失点+2

複数得点:8試合
無得点:4試合
無失点:3試合  沼津・YS横浜・群馬(2節・4節・7節)
最多得点:5得点
最多失点:3失点
※現在9試合連続失点中 今シーズン初の連敗中

 

試合の見どころ

今回が通算7度目の対戦となるU23同士の大阪ダービー。
過去の対戦成績はセレッソの2勝 ガンバの2勝 2つの引き分けと全くの五分。
ただ、ガンバは2016年はホーム・アウェイ共に勝利したもののそこから勝利なし。
セレッソはガンバとの大阪ダービーを制して今季初の3連勝を狙う。
一方のガンバは連敗中のチームを上昇気流に乗せるため大阪ダービーに勝利し更なる上昇を狙う。

セレッソはカウンター主体。早い攻守の切り替えでサイドや中央を効果的に使う。
個々の能力も高く、安藤・山田・中島に加えサイドからは斧澤、澤上(前節から左のサイドハーフでプレー)がゴールを狙う意識を持ってプレーをしている。逆に守りへの切り替えで中盤と最終ラインとの距離が空いて失点するケースもある。

ガンバは繋いでゴールを奪うシーンが多い。特に中央への縦パスや、最終ラインからの裏抜け等高木が器用にボールを受けてゴールを量産している。塚元や川崎(アシストも5回)といった2種の選手の上手さがあり、繋いではがすことができればガンバも得点を量産できるチャンスは充分にありそうだ。

 

試合の注目ポイント

・得点力の高い両チーム セレッソはリーグ1位の28点 ガンバは4位の26点
共に得点力の高い両チーム。セレッソは安藤がチームTOPの7ゴール、ガンバはトップチームでも活躍中の食野亮太郎に並んで、高木が8ゴールでチームTOP。両チームクロスの数はリーグで下位だがアシストの数はセレッソがリーグ1位の22回、ガンバが4位の18回と繋いでしっかりゴールに結びつけている。

セットプレーからのゴールはセレッソが2点(CK、FK起点に1点ずつ)、ガンバが3点(PKの3点)と両チーム少ない。
その代わりドリブルからの突破や、サイドで崩してゴールを奪うなど上手さも見える。
セレッソはショートカウンターを得意とし、ガンバはパスを繋いでゴールに迫るスタイルの違いもある。どのように試合を組み立ててゴールを奪いに行くかも注目したい。

・失点数はセレッソが24点、ガンバが20点
失点数はセレッソが上回るも、ガンバはここ9試合連続で失点中(セレッソは3試合連続で失点中)
特にガンバの失点はセットプレーからが9点と多く、前節の福島戦もCKから2失点。集中した守備でおよそ3ヵ月ぶりの無失点試合を目指す。
一方のセレッソは前半の失点が24点中14点とリーグで1番多い。前節の北九州戦でも前半に先制点を奪われているだけに、先制ゴールを奪い、自分たちに有利な状況で試合を進めていきたい。

 

個人的な注目選手

セレッソ大阪U23 #28中島元彦 #40安藤瑞季

セレッソは前節強烈なミドルシュートを決めた中島元彦に注目。
今季はここまで4ゴール2アシスト。昨年は31試合で7得点とプロ1年目で堂々とプレー。
シュートの数はチーム1位。ミドルシュートに自信を持ち、今季も既に4ゴール中2ゴールはPA外からのシュート。昨年の大阪ダービーでもゴールを決めており、「負けられない」と意気込む。

そして安藤瑞季も前節ゴールを決めて今季7ゴール目をマーク。
ここまで4アシストとテクニックの高さとフィジカルも兼ね備えたプレーヤー。
18本のシュートの内7点をゴールに決める高い決定率も特徴。

 

ガンバ大阪U23 #18高木彰人 #32芝本蓮

ガンバからはチームトップの8ゴールを決めている高木彰人に注目。
シュートの数はリーグTOPの50本。PA外からも果敢に狙い、ゴールランキングはJ3カテゴリーで2位タイ。1タッチで相手DFを抜き去る力もあれば、裏への抜け出しも上手い。ダービーでは2016年以来3年振りのゴールでチームを勝利に導けるか注目。

そして前節ゴールを決めた芝本蓮にも期待がかかる。
チームTOPのパス数も誇り、中盤から試合を組み立てる。ゴールの起点となるパスも芝本から始まる事も多い。どんなパスがサイドや縦へ配給されるかも楽しみの1つだ。

 

セレッソは今季初の3連勝で好調を維持したまま前半戦を終えたい。
ガンバはこの大阪ダービーという負けられない一戦で連敗を止めて、浮上のきっかけを掴みたい一戦。

昇格は関係ないですが、活躍をすればトップチームでの出場機会を掴むことができる。
そう意気込んで結果を残したい選手たちの激しい一戦になるでしょう。

楽しみな一戦は2019年7月21日DAZNで19時~KOです!

 

 

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Kotokake 代表 能政夕介

立命館大学産業社会学部卒。大学時代、RBC(立命館大学放送局)にてアナウンサーとして在籍。
ラジオDJやステージの司会を行う中で「人に伝える」ための方法やコンテンツ作りの楽しさを知る。
立命館大学卒業後は楽天(株)に就職し、インターネットを通じたマーケティングやコンテンツ開発から、楽天市場に出店する店舗様の売上を上げるコンサルタントを経験。その後独立をする。

現在はフリーアナウンサーとしてDAZNやスカパー等でスポーツ実況も担当している。
その他にも結婚式、イベントの司会や企業・高校・大学等へコミュニケーションの講師としても活動中。
「話すことが楽しい!」と思える人を増やすために、学生から主婦まで幅広くオンラインや直接指導等を行っている。

【過去の出演歴】
DAZNにてJリーグ中継(J1/J2/J3)、スカパーにて天皇杯やユースの試合等も担当。
その他にもなでしこリーグやアメリカンフットボール・ラグビー・高校野球の実況担当経験もあり。


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