【DAZNにて京都サンガF.C.VS水戸ホーリーホックの中継リポーターを担当】

Tweet

2017年5月17日に開催されたJ2リーグ第14節 京都サンガF.C対水戸ホーリーホックの一戦のリポーターを担当しました。
DAZNにて世界中へ配信。初のリポーターでしたが非常に良い経験となりました。
ピッチレベルで状況を伝える難しさ、実況・解説の方を含め関係者全員で中継をつくっていくことの重要性。

今回の経験を実況や他のアナウンスメントでも活かしていきたい。そう思える1日でした。
試合の結果は1-1のドロー。これで両チーム7試合連続負けなしという結果になりました。

7試合連続負けなしの両チーム。浮上のきっかけはあったのか？

GWからの連戦が続く中、両チーム試合前は6試合負けなし。
勝てないが負けない。しかし勝ちたい気持ちは試合ごとに強くなる。
今季連勝がない両チーム、それぞれ上昇していくための狙いが見えた試合になりました。

ホームのサンガは長身のケヴィン・オリスを前節から出場停止で欠く中、イ ヨンジェを起用。
高さだけでなく裏に抜け出す新たな攻撃のバリエーションを加えます。

そのイ ヨンジェと闘莉王が堅守の水戸DFに襲い掛かります。
シュートはポストを叩くも、新しい攻撃のスタイルを得れる感触はあったのかもしれません。

一方の水戸は、3試合連続でスコアレスドローという結果が続いていました。4試合ぶりのゴールを狙い、この日は4－4－2と前節からシステムを変えてきました。

連戦が続くのでフレッシュな選手も起用すると水戸の西ヶ谷監督は話をしていました。
守備の時間が続いた水戸でしたが、俊足のFW前田が裏に抜け出す動きから飛び出し最後は角度のないところからシュート！アウトサイド気味にかかったシュートはゴールに吸い込まれ水戸が4試合ぶりのゴールを決め先制に成功します。

前半は0－1とアウェイの水戸が1点をリード。
ホームで勝ち点を得たい京都でしたが、最初に動いたのは水戸ベンチでした。
長身のDFパウロンを投入し、闘莉王の高さ対策を行います。

京都もミドルシュートを狙う動きや果敢に攻め込みますがなかなかゴールを奪うことができません。
京都の布部監督も湯沢聖人に変えて、伊東を投入し攻撃に活性化を図ります。

水戸はその後、橋本に代えて今瀬を投入。布部監督もすぐさま、イ ヨンジェに代えて大黒を投入しました。
一進一退の攻防が続く中、京都のMF望月が前に飛び出したところを、守備に帰っていた前田がファウルを与えPKへ。

大黒がホイッスル直後からボールを保持し、自分が蹴るんだと強くアピール。
結果大黒がPKを蹴り、これを決めて1－1の同点と試合を振り出しに戻します。

このまま最後まで両チーム譲らず試合は1-1のドロー。これで両チーム7試合連続負けなしとなりました。

ベテランのゴール。アウェイでの勝ち点1

京都は新しい攻撃のバリエーションや、ベテラン大黒のゴールや新しい収穫もあったかもしれません。
ここに長身のケヴィンや世代別代表で離脱している岩﨑が戻ることで攻撃面での活性化が起こるかもしれません。

一方の水戸は4試合ぶりのゴールに、アウェイでの勝ち点1は収穫になったかもしれません。
試合後西ヶ谷監督も「そろそろ勝ちたい」と話をしていました。
連戦が続きますが「勝ち」にこだわるゲームが両チームできるのか？特に中位は混戦のJ2リーグ。まだまだ目が離せません。

Kotokake　代表　能政夕介立命館大学産業社会学部卒。大学時代、RBC（立命館大学放送局）にてアナウンサーとして在籍。ラジオDJやステージの司会を行う中で「人に伝える」ための方法やコンテンツ作りの楽しさを知る。卒業後は楽天（株）に就職し、インターネットを通じたマーケティングやコンテンツ開発から、楽天市場に出店する店舗様の売上を上げるコンサルタントを経験。

現在はフリーアナウンサーとして結婚式、イベントの司会や話し方の教室を開講し講師として活動中。「話すことが楽しい！」と思える人を増やすために、学生から主婦まで幅広くオンラインや直接指導を行っている。
DaznでのJリーグ中継、なでしこリーグ、高校野球、アメリカンフットボールの実況中継等も担当。結婚式二次会のノウハウコンテンツも執筆中。

Kotokake公式HP-話し方講座やオンライン講座も実施中-
http://kotokake.jp/contact.html

Kotokakeファンページ
https://www.facebook.com/kotokakehashi

Tweet