【Daznにて大分トリニータVS松本山雅FCの実況を担当させていただきました】

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5月3日から本格的にGWに突入という方も多いかもしれません。
沖縄でのJ3中継を終えて、大分県にてJ2リーグの一戦をお届けしました。

この日は大分トリニータVS松本山雅FCのJ2リーグ第11節のゲームをお届けしました。
ホームの大分トリニータは10節を終えて勝ち点16の9位。一方の松本山雅FCは勝ち点17の6位。

勝ち点差は1ながら順位に差が出る混戦模様のJ2リーグ。
1週間で3試合と過密スケジュールの中、上位へ上昇のきっかけを掴むのはどちらか?非常に楽しみなゲームとなりました。解説は元日本代表の増田忠俊さんでした。

▽ゲームのハイライトはこちらからご覧いただけます▽
https://www.youtube.com/watch?v=jMBi2NaLTkk

前半は膠着。後半からは流れが変わる

前節ホームで1-3と敗戦を喫した大分トリニータ。過密日程の中ですが修正を図り上昇のきっかけを掴みたい。
松本山雅FCは前節ホームで4-0と数的有利ながらカマタマーレ讃岐に勝利。連勝を目指して大分へ乗り込みました。

3-4-2-1と特徴は違えど同じフォーメーションの両チーム。ミラーゲームという展開で試合はスタートしました。
GKを含めて最終ラインからビルドアップすることが特徴の大分。序盤からGKの上福元を含め全員でゲームを組み立てようとします。

一方の松本は長身のFW高崎をターゲットに、工藤やセルジーニョといったテクニックのある選手やサイドの田中、石原を含め波状攻撃で仕掛けていきます。

前半は両チームともに固い守備もあり、決定機を得つつも得点には至りません。
大分は後藤の直接FKや山岸のドリブルから岸田のシュート等ゴール前に迫るシーンも。
そして、松本はゴール前での工藤のシュートやFKの名手宮坂が直接FKを仕掛けるシーンも見られました。

固い守備の中チャンスをどうつくるか?アイデアが求められる中0-0のまま後半がスタートします。

立ち上がりは大分。徐々に松本。最後は?

立ち上がりは前半なかなかパスを受けれなかった伊佐がさっそくチャンスをつくります。
ドリブルで切り込み最後は強烈なシュート。

これがクロスバーに当たり、最後はGKの村山が抑えました。
ゴールラインを割っているようにも見えましたがここは審判はノーゴールの判定。

大分の猛攻が続きます。右サイド伊佐がかけ上がり、低く早いクロスを中央の後藤へ。
身体を投げ出しながらゴールに迫りますが、松本のDFも2人で守備に当たりゴールを割らせません。
更にボランチの川西がフリーでボールを受けて強烈なミドルシュート。ここは松本のGK村山もファインセーブを見せました。

松本もセルジーニョからパウリーニョ。そして高崎から三島に変えて攻撃の流れをつくろうとします。
すると三島が投入後、大分のパスミスからチャンスを得た三島はGKと1対1。
しかしシュートは左にわずかに反れてゴールとはなりませんでした。

終盤アディショナルタイムにも今日サイドからチャンスをつくっていた石原から三島へのクロスにヘディングシュートを試みますがGK上福元がキャッチ。最後までお互いゴールを許さず0-0のスコアレスドローで勝ち点1づつを分ける結果となりました。
前半と後半ではゲームの展開が大きく変わる試合となりました。
だからこそ見ごたえもあり面白いゲームになったように思います。

両チーム課題と収穫がそれぞれあった試合になったのではと思います。
松本は地元長野県から多くのサポーター総勢400名が集まり、懸命に声援を送っていました。

こうしたサポーターに支えらていることもチームにとっては非常に幸せなことであり、同時に更に夢や勇気を与えるプレーを試合の中で見せていくことが求められるかもしれません。

次節は大分トリニータはアウェイでFC岐阜と。そして松本山雅FCはホームでアビスパ福岡と対戦予定です。
熱戦が続くJ2リーグもまだまだ目が離せません。

 

 

Kotokake 代表 能政夕介立命館大学産業社会学部卒。大学時代、RBC(立命館大学放送局)にてアナウンサーとして在籍。ラジオDJやステージの司会を行う中で「人に伝える」ための方法やコンテンツ作りの楽しさを知る。卒業後は楽天(株)に就職し、インターネットを通じたマーケティングやコンテンツ開発から、楽天市場に出店する店舗様の売上を上げるコンサルタントを経験。

現在はフリーアナウンサーとして結婚式、イベントの司会や話し方の教室を開講し講師として活動中。「話すことが楽しい!」と思える人を増やすために、学生から主婦まで幅広くオンラインや直接指導を行っている。
DaznでのJリーグ中継、なでしこリーグ、高校野球、アメリカンフットボールの実況中継等も担当。結婚式二次会のノウハウコンテンツも執筆中。

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