【活躍する選手が多いアメフトという競技】

       - スポーツ実況


みなさんこんにちは。今週もお疲れ様でした。
さて、ちょうど先週末に関西大学対立命館大学のアメリカンフットボールの試合にて実況を担当しました。

諸々振り返りをしている中で面白い記事を見つけました。

【守備戦で重み増すキッキング 立命大が関大に負けた理由】
http://www.47news.jp/sports/turnover/column/matsumoto/172285.html

団体スポーツ競技の多くは、オフェンス・ディフェンスに分かれます。

アメリカンフットボールというスポーツでは、オフェンス・ディフェンスに加えて、『キッキング』という要素が重要になってきます。

『キッキング』チームは、陣地回復やフィールドゴールと呼ばれタッチダウン以外で得点を奪う等、重要な役割を担っています。

分かりやすい、オフェンスやディフェンスとは違いこのキッキングという要素は注目がされにくいですが、この『キッキング』が試合を左右することもあります。

先ほど紹介した記事では、この『キッキング』が試合を分けた要因ではないかと伝えている。

9人でもなく11人でもなく33人

アメリカンフットボールというスポーツは時に陣取り合戦と言われることもある。
4回の「ダウン」と呼ばれる攻撃の中で、10ヤード(約9メートル)を前進できなければ攻守が切り替わる。

オフェンスと呼ばれる11人は、相手の陣地へ攻め込むために心血を注ぐ。
対してディフェンスは、陣地へ攻め込まれないために迎え撃つ。

なので、アメリカンフットボールでは同じ選手がオフェンスとディフェンスを任されることは少ない。
※もちろん選手の人数が揃っていなければ別だが

オフェンスはオフェンス。ディフェンスはディフェンスに集中するためだ。

野球は9人が攻守ともに担当する。サッカーでは11人が担当する。

アメリカンフットボールでは攻守それぞれが担当するため22人だ。

そして、そこにスペシャルチームと呼ばれる『キッキング』専門の11人が存在する。

それぞれの選手がチームを勝利へ導くために、自らの役割を全うする。
なので、オフェンス・ディフェンスに負けず劣らずこの『キッキング』チームの役割は重要である。

アメリカンフットボールというスポーツはポジション1つ1つの役割が明確で、専門化していると言ってもよいと思う。
だからこそ、役割を細分化し、勝つための戦略を考える。

だからこそ、活躍できる選手が他のスポーツと比較しても多く。
人よりも秀でている部分が1つでもあれば活躍のチャンスがあるという点も、個人的には魅力的なスポーツだと思う。

来週は立命館大学を破った関西大学と、昨年の学生王者関西学院大学の試合が行われる。
勢いに乗る関西大学を王者関西学院大学がどのように迎え撃つか?

この試合も非常に楽しみです。お時間ある方は是非スタジアム、もしくはrtvの中継をご覧ください。

【春シーズン】関西学院大学vs関西大学
http://rtv-live.org/archives/2508/

 

Kotokake代表 能政夕介(のせ・ゆうすけ)

立命館大学産業社会学部卒。大学時代、RBC(立命館大学放送局)にてアナウンサーとして在籍。ラジオDJやステージの司会を行う中で「人に伝える」ための方法やコンテンツ作りの楽しさを知る。卒業後は楽天(株)に就職し、インターネットを通じたマーケティングやコンテンツ開発から、楽天市場に出店する店舗様の売上を上げるコンサルタントを経験。
現在はフリーアナウンサーとして結婚式、イベントの司会や話し方の教室を開講し講師として活動中。「話すことが楽しい!」と思える人を増やすために、学生から主婦まで幅広くオンラインや直接指導を行っている。結婚式二次会のノウハウコンテンツも執筆中。

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