【ココまでとココからで伝わるコト】

       - 司会・MC


本日はとある企業さんのイベントにて司会を担当させていただきました。
このイベントどのような内容かというと、2015年の上半期で成し遂げたことや実践したこと。そして、下半期どういった取り組みをしていくかを報告するという会です。

今回ご依頼をいただいた企業さんはシェアオフィスの運営も行われております。
シェアオフィス内で起業準備している方や、実際に起業されている方も自身の取り組みを発表します。

文章で見るとどこの企業でもやっている取り組みじゃないのか?と思われるかもしれません。

「これはすごいなぁ」と思わず声に漏らしてしまった点は、この報告会は、報告者が一番大切な方をお呼びするというものでした。

京都で開催された会ですが、ご家族や恋人が呼ばれたりと少し緊張感も漂いつつ、会が始まりました。

身近な人を大切にできていますか?

主催されている企業さんを含む、シェアオフィスに入社されている企業の方が10分間でプレゼンテーションを実施します。

自身の事業の成果や、これまで何を考えてどういった成長を遂げてきたか?

身近であればあるほど、しっかりと話す機会はあまりない経験かもしれません。

涙を流しながら、それでもやりたい理由を語る方。

今日ここまで継続できているのは家族の支えがあったからだと、奥さんとお子さんの前で語る方。

これまできちんと何をするかを話したことがなかった方が、自分がどうしてその事業をやり続けたいかを語ったり。

自分の嫌なところも含めて曝け出し、それでも取り組みたい理由を伝えたり。

事業のこともさることながら、発表される方の覚悟や在り方が見えるプレゼンだったように感じました。

素敵だなと思ったのは、招かれている方々が、非常に嬉しそうな表情な笑顔で帰っていかれたという点です。

安心をしたのかもしれません。
ただ、何よりもこうして目の前で伝えてくれたことに喜びを感じたのではないかと思いました。

一番の味方であるからこそ、言わなくても伝わる。何を言わずとも助けてくれる。
実際にそうかもしれません。

それでも、心の中には相手にも不安や心配といった気持ちを拭いきることは恐らくできないでしょう。

だからこそ、今日の報告会を経て、発表者とその大切な人との絆がより一層強くなったように見えました。

素晴らしい会にて司会をさせていただき非常にやる気をもらいました。

僕自身も、この上半期を振り返り下半期の準備をしっかりと実践していきたいと思います。

 

Kotokake代表 能政夕介(のせ・ゆうすけ)

立命館大学産業社会学部卒。大学時代、RBC(立命館大学放送局)にてアナウンサーとして在籍。ラジオDJやステージの司会を行う中で「人に伝える」ための方法やコンテンツ作りの楽しさを知る。卒業後は楽天(株)に就職し、インターネットを通じたマーケティングやコンテンツ開発から、楽天市場に出店する店舗様の売上を上げるコンサルタントを経験。
現在はフリーアナウンサーとして結婚式、イベントの司会や話し方の教室を開講し講師として活動中。「話すことが楽しい!」と思える人を増やすために、学生から主婦まで幅広くオンラインや直接指導を行っている。結婚式二次会のノウハウコンテンツも執筆中。

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