香川県立小豆島中央高等学校にて進路講話を実施

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先日、香川県立小豆島中央高等学校へ進路講話の講師を行いました。

自身としては初の小豆島へ。あいにくのお天気でしたが、フェリーに乗り、オリーブでも有名な小豆島の地へ訪れました。

合併し1つの高校へ

現在日本も少子化が進行し学校の統廃合も多く進んでいます。

土庄町の香川県立土庄高等学校と小豆島町の香川県立小豆島高等学校を統合し、2年前の2017年4月1日に開校しました。

校舎も整っており、学生の皆さんも明るい子たちが多かった印象です。1年生の皆さんには進路について劇で50分間伝えていらっしゃいました。(そしてこの劇も面白かった・・)

肝心の能政は50分間トークでの1本勝負。

100名の学生を相手に今回は機材等でPPTも使えない。そんな環境の中臨んでいきました。

伝えたかった2つのこと

基本的に進路講話を行う際に伝えていることはシンプルに2つです。

1つは、「自分のことを知る努力をし続けること」

もう1つは「仲間を家族を、周りを大切にするということ」

この2つです。

「は?」と言われることもあるかもしれませんが、僕の経験上この2つさえあれば正直未来に困ることはあまりないと思っています。

この2つを自身の経験を踏まえてお伝えします。

僕は立命館大学を卒業して楽天に入社。4年間働き友人と起業。自分でやりたいことを考えて再度個人で独立して今のフリーアナウンサー(Kotokake)の道を選択しました。

1直線では全然なく、高校も受験が嫌という理由と大学が家から近い(実際は滋賀ではなく京都のキャンパスへ行くので全然遠かった)という理由でした。

楽天に入社したのも最初は読売テレビのアナウンサーになりたかったのですが、大多数の応募からその年の採用は0名。狭き門に諦めて、インターネットが好きでここであれば自由に色んな働き方ができるという理由でした。

行き当たりばったり感もありますが、その都度自分と会話し、自分で選択をしてきました。

人生は孤独でもあります。

誰かが代わりに自分の人生を歩んでくれることは絶対にないからです。

だからこそ、自分は何が好きで、どんな時に感動して、唯一平等に与えられている1日24時間という時間を一生のうち何に使いたいか。そのことをどれだけ真剣に考えることができるかだと思っています。

高校生や大学生の講義の時にはよく伝えています。

自分で考えて、自分で選択したことだから思い切り頑張れる。だから自分で考えて行動する習慣を付けて欲しいと。

ただ、独りよがりになってもいけません。

なぜなら一人では人は生きていけないからです(生存的な意味では1人でも生きていけるかもしれませんが・・)

一人ではできることにも限界があります。

人と協力し高め合い、より良い人生を歩んでいくために周りを大切にすることが大切だと思っています。

それは、従順な都合の良い関係性を築くのではなく、お互いを知り、お互いで助け合い、そして高め合える関係性を構築していくためだと思っています。

学力や資格はあくまでも自分の自身を高めてくれるものでしかないと思っています。そして、その学力を得るのも明確な想いがあればより意味のある力にになるからです。

どれだけ高校2年生の皆さんに伝わったかは分かりません。

ただ願わくば、話をした1%でも伝わり、新しい1歩を踏み出してくれていたのであれば、これ以上嬉しいことはありません。

また、どこかで会った時に僕自身もぶれずになりたい自分でいれるように努力を継続していきたいと思います。

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Kotokake 代表 能政夕介

立命館大学産業社会学部卒。大学時代、RBC(立命館大学放送局)にてアナウンサーとして在籍。
ラジオDJやステージの司会を行う中で「人に伝える」ための方法やコンテンツ作りの楽しさを知る。
立命館大学卒業後は楽天(株)に就職し、インターネットを通じたマーケティングやコンテンツ開発から、楽天市場に出店する店舗様の売上を上げるコンサルタントを経験。その後独立をする。

現在はフリーアナウンサーとしてDAZNやスカパー等でスポーツ実況も担当している。
その他にも結婚式、イベントの司会や企業・高校・大学等へコミュニケーションの講師としても活動中。
「話すことが楽しい!」と思える人を増やすために、学生から主婦まで幅広くオンラインや直接指導等を行っている。

【過去の出演歴】
DAZNにてJリーグ中継(J1/J2/J3)、スカパーにて天皇杯やユースの試合等も担当。
その他にもなでしこリーグやアメリカンフットボール・ラグビー・高校野球の実況担当経験もあり。


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