京都eスポーツサミット2020 Winterに参加

       - Kotokakeからのお知らせ


 

巷ではe-sports!e-sportsが熱い!なんて声を聞きますが、一体何?という方も多いかもしれません

実際にyoutubeでもゲーム実況の動画も流行り、e-sportsでの賞金が1億円等といったようにゲーム=悪という流れではなく、また異なる潮流を感じた2010年代でしたね

私自身もゲームは好きです

特に小学生~高校生までは特にRPGをやりこんでいました。全くの余談ですが、ドラクエ、FF、アークザラッドにスターオーシャン。その中でも特にテイルズ オブ シリーズは大好きなゲームでもありました

経験したことある人はその技名を何度も(心の中で)叫んだはずです

「虎牙破斬!」(こがはざん)

「鳳凰天駆!」(ほうおうてんく)

とか

因みに個人的には「獅吼爆炎陣」(しこうばくえんじん)「皇王天翔翼」(こうおうてんしょうよく)が好きです

殺劇舞荒剣とか心躍りますね。(懐かしい・・)

このままだとテイルズの話で終わってしまいそうなので本題に

ということで、「京都eスポーツサミット2020 Winter」に参加をしてきました

プログラムと出演者の皆さん

eスポーツ×Bitsummitコラボレーション企画発表

クリエイター講演「どうぶつタワーバトル制作ウラ話」

「どうぶつタワーバトル」

パネルディスカッション「eスポーツ業界におけるゲームタイトルについて(仮)」

スペシャルエキシビションマッチ!

というラインナップでした

そして出演者は・・

Yuta Yabuzaki氏
Twitter ID:@planet12app
「どうぶつタワーバトル」制作者。大学2年生からプログラミングを始め、2017年3月に「どうぶつタワーバトル」をリリース。 同作品は同年12月にApp Storeランキング1位を獲得しており、根強いファンが健在

倉持由香氏 G-STAR.PRO
女子e-sportsチーム「G-STAR GAMING」 プロデューサー
Twitter ID:@yukakuramoti
ゲームに本気で取り組むゲーマーグラドル。2019年11月にプロ格闘ゲームプレイヤー「ふ~ど」選手と結婚。自宅のゲーミングスペースにはPCやゲーム機に加え、周辺機器も完備。グラドル自画撮り部部長

ACQUA 株式会社ブシロード プロデューサー
Twitter ID:@acqua_db
ストリートファイターVのJeSUプロライセンス保持者。様々なタイトルをやり込むマルチプレイヤーとしての側面持つ一方、持つ一方、カードゲームやスマートフォンゲームアプリのプロデューサーを務めている

富永彰一 有限会社 キュー・ゲームス
JIGA(日本インディペンデントゲーム協会) 理事長
2003年 Q-Gamesに入社。任天堂 スターフォックスコマンド(DS) などプランナーとして参加。その後、自社パブリッシュによる  PixelJunkシリーズのディレクションに携わる
また、BitSummitの主催であるJIGA(一般社団法人 日本インディペンデント・ゲーム協会)の理事長も務める。

谷田優也 ウェルプレイド株式会社 代表取締役CEO
Twitter ID:@akahossy
ザンギエフ使い。IPデジタルコンテンツのプロデューサーを経て2015年11月にウェルプレイドを設立。eスポーツのイベント企画運営、プレーヤーのマネジメントや活動支援、コンサルティングなどを展開する

トンピ? eスポーツキャスター
Twitter ID:@tonpiava
ポノス株式会社に勤めながらシューティングゲームの大会実況を中心にeスポーツキャスターやMCの活動をしています

豪華なメンバーでの会でした。会場は京都経済センター(昨年新たに建設されました)と立地も良く無料ということもあって、大勢の方が当日は訪れていました

因みに日本最大級 インディーゲームの祭典が「Bitsummit」です。2020年の5月9日、10日に開催なので興味のある方は足を運んでみてください

クリエイター講演「どうぶつタワーバトル制作ウラ話」

さて、個人的にはすごく面白かった講演でした

Yabuzaki Yuta 講演はなんと初めて。基本は引きこもっているとのこと

アプリの紹介
・リアルな写真の動物を積んでいく(2020年1月時点では累計700万DL)
・Twitterでバズったことも、どうぶつの森のリリースで知名度UP
・Facebookゲームでポケモン×どうぶつタワーバトルというコラボも

プロフィール1989年 現在東京暮らし 静岡出身 現在30歳

19歳 大学中退(地元の静岡の大学)


フラフラ生活


21歳 明治大学へ入学


1年間全くなにもせず、大学2年のときにプログラミングの勉強を始める


バイト代大学の奨学金でアプリ開発をスタート

そこから、アプリつくるのが楽しい⇒楽しいレビューがあると嬉しい
悩みつつも就活⇒1社受けただけ。2社説明会に行ったのみ
内定辞退し、個人開発⇒1番行きたいところに内定をもらったが個人でやっていきたいと思って辞退
※親とは縁を切られてしまった・・(ブチ切れですね。と笑いながら語っていた)

メンタル崩したり、悩み苦しみつつも3年間ほど開発を続けていった
※東京で家賃の安いところに引っ越して端の方端の方へと・・

どうぶつタワーバトルをリリース
⇒最初は積んでいくだけ
⇒通信対戦の要素を入れた

リリース後
・インストールして5秒で遊べる対戦ゲーム
・子供から大人まで遊べる
・自分なりに細部まで妥協しない
・レート制の導入
※ポケモンの実況動画を見ているときに思いつき終盤にリリースした

実際に僕もDLして遊んでみましたが、簡単で面白い。しかもかわいい・・これは誰でも楽しめるのでハマる人も多そう・・

しかし、リリース後順調だったわけでもなく・・

いつユーザーさんがきてもいいように夜中に待機⇒自分でスマホ並べて待機

・荒らしの対応つらい
・レビューは高評価だが、ユーザ数はいまいち伸びず
・当初はスタミナ制、課金+リワード広告を採用

1,2カ月の運用で一度諦めてしまったYabuzaki Yuta氏。実際には苦しい思い出が多かった。見たくもなかった時期もあったと話をされていました。ただ、その中で転機が訪れます

2017年11月下旬にどうぶつの森ポケットキャンプリリース

アプリストアの「どうぶつ」関連のキーワードでどうぶつタワーバトルが発掘

ユーザー数が増えSNSで若干話題に

プレイ動画がTwitterやバグ動画がバズる
しょーじ:すげえ試合撮れたからみんな見て

https://lab.appa.pe/2017-12/doubutu-tower-no1.html

https://lab.appa.pe/2017-12/doubutu-tower-no1.html

 

ヒットは幸せだったけど、苦しいときも・・

また、周りの知人からもニュースを見て連絡は来るが
⇒どうぶつタワーバトルの話ばかりでしんどかった
⇒気持ち的に助かったのは高校同級生の仲間から「彼女と喧嘩した話を聞いてくれ」という相談が安らぎだった

結果的に、12月はやり切ったが、鬱気味だったので、1月に体調崩してメンタル的にダウンしてしまった

この部分を聞いたときに、コミュニケーションの観点からも相手への思いやりや気遣いの視点を、状況に応じて考えなければいけないという視点でした。何気ない会話に繋がりや、必要性を感じることができることもある

コミュニケーションって正解がなく、だからこそ経験すること、そして意識し続けることが需要だなと思います

さて、話を戻して、今はアプリ開発のシェアオフィスにいて、人とゆるく距離感もあってという環境を気に入っていると話をされていました。また強調されていたのが、開発者の皆さん、ユーザーのみなさんのお陰というところと

人と話すのが大事

というメッセージでした。やはり1人で受け止めることができる容量は限りがあるのだなぁと話を伺って感じました。その中でも自作のコンテンツで人を笑顔にし、価値を出していることは本当にすごいことだと聞いていて思いました

 

e-sportsとしてのどうぶつタワーバトル

終盤にはe-sportsとしてのというテーマで話もされていました。特にどうぶつタワーバトルでは以下の要素が向いている点では?と話をされています。

・実力と運のバランス
・観戦していても楽しい
・先手と後手の有利不利がない等

動物選び、初心者・上級者のバランス、追加要素の制限、マネタイズ等は今後の課題と話をされていましたが、すでにユーザーコミュニティもあり、獣王杯というトーナメントも行われているそう

GAME.TVとコラボや、ウェルプレイドフェスティバルやmspoとのコラボとかも実施

今後についてはどうぶつタワーバトルまだ頑張って、さらに楽しくつくって新作もう1発当てると笑顔で話をされていました

エキシビションマッチも

講演終了後には実際の画面を見てエキシビションマッチも行われていました。とんぴ!さんの実況もあり、会場はかなり盛り上がっていました

倉持由香氏 VS 谷田優也氏の後は抽選で当たった一般参加者が実際に制作者のYabuzaki Yuta氏とバトル

初手シロクマというユーザー間で盛り上がれるワードなんかもあり、生でe-sportsを観戦して面白いなぁと感じました。また、普段自身が行っているスポーツ実況との共通点もあり、こうしてe-sportsキャスターやMC、実況という領域も2020年はチャレンジして積極的に取り組んでみたいと感じました(オファーもお待ちしています!)

とはいえ、とんぴ!さんの話を聞いていても、その領域への特化具合や愛を感じましたので、単純なやりたい!という希望だけではなく、実践と行動の繰り返しだなと感じています。ただ、こうして声を挙げることはいつでも思いますが大切なことだと思っています

この後はパネルディスカッションやストリートファイターのエキシビションマッチも行われました

パネルディスカッションでは観戦していて盛り上がるタイトルは?や競技として盛り上がるゲームの共通点は?というお題で討論をされていてこちらも興味深い内容でした

こちらの内容はまた後日改めてアップしたいと思います

知らないことに飛び込むことは勇気がいりますが、僕も負けずに自分のやりたいこと、そして価値を届けたい皆さんにしっかりと貢献できるよう日々チャレンジしていきたいと思います

 

▼いつもありがとうございます!クリックで応援!▼
ブログランキング・にほんブログ村へ

Kotokake 代表 能政夕介

現在はフリーアナウンサーとしてDAZNやスカパー等でスポーツ実況も担当している。
その他にも結婚式、イベントの司会や企業・高校・大学等へコミュニケーションの講師としても活動中。
「話すことが楽しい!」と思える人を増やすために、学生から主婦まで幅広くオンラインや直接指導等を行っている。

【過去の出演歴】
DAZNにてJリーグ中継(J1/J2/J3)、スカパーにて天皇杯やユースの試合等も担当。
その他にもなでしこリーグやアメリカンフットボール・ラグビー・高校野球の実況担当経験もあり。


関連記事