【進路講話:大阪市立淀商業高等学校様】

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先日ご縁をいただき大阪市立淀商業高等学校様の進学が決定している3年生に向けて進路講話を実施しました。

時間は50分という短い時間でしたが40名弱の皆さんの前でお話をさせていただきました。

今回は「自分を見つめる50分間」と題して、自分自身について考える時間。
そして、情報整理をするポイントをお伝えしました。

自分で自分を説明できますか?

「好きなモノは何ですか?」

「最近興味を持っていることは何ですか?」

「週末の過ごし方は?」

「これまで一番感動したことは?」

皆さんはどうでしょう?パッと頭の中に浮かぶでしょうか?
そして、誰かに浮かんだ内容を伝えることができるでしょうか?

好きなものは〇〇と思い浮かんだとしましょう。

ではなぜ〇〇が好きと言えるでしょうか?

理由=なぜなら・・

といった具合に伝えることができるでしょうか?

実際に学生の皆さんにも興味のあるモノ・好きなモノを書き出してもらいました。

なかなか進まない学生もいれば、スイスイと書き進めていく学生もいましたね。もちろんたくさん挙げることができることは素敵なことです。
とはいえ少ないからと言って問題でもありません。

なぜなら好きや興味の度合いは人によって大きく異なるからです。
浅く広くの人もいれば、狭く深くの人もいるでしょう。

学生の皆さんに、なぜそれが好きですか?
と質問した際に答えることが難しそうな方もいらっしゃいました。

答えは学生の皆さんの心のうちにあることは間違いないと思います。
とはいえ普段から考える習慣がなければなかなか言葉することは難しいかもしれませんね。

ゆっくりと自分のことを考える。
そして、考えていることを誰かに伝える。

慣れてない方からすると、恥ずかしい気持ちや素直になれない気持ちも出てきたかもしれません。(実際にそんな学生もいたように思います。)

進路とは?

進路とは文字通り、「進」む「路」です。

色んな選択肢の中で、進むと選択した路だと思います。

なぜ「進道」ではないのか?と考えたことはありませんか?

これは僕の解釈ですが

「路」という漢字は「足」と「各」という漢字の組み合わせです。

各々の足で進んでいくことを決めた選択肢だからこそ「進路」という漢字なのかなと思っています。

高校生の内にやりたいことが明確な人もいれば、そうでない人もいる。
それでよいと思います。

真剣に向き合いたいことができたときに向き合えばいい。努力をすればいい。
遅過ぎることも早過ぎることもないと思います。

ただ、周りに流させるのではなく。
何気なく過ごすのではなく(そんな日があってもいいとは思いますが)

自分の心が動いたコト・モノに対して一歩踏み出す勇気。
そんな勇気を持って欲しい。と個人的に思います。

もっと自分の人生の話をしても良いかなとも思いましたが、50分という時間は短いですね。
僕自身ももっと、楽しんで価値を感じてもらえるような話ができるよう一歩踏み出す勇気を持って実践していこうと思います。

 

立命館大学産業社会学部卒。大学時代、RBC(立命館大学放送局)にてアナウンサーとして在籍。ラジオDJやステージの司会を行う中で「人に伝える」ための方法やコンテンツ作りの楽しさを知る。卒業後は楽天(株)に就職し、インターネットを通じたマーケティングやコンテンツ開発から、楽天市場に出店する店舗様の売上を上げるコンサルタントを経験。

現在はフリーアナウンサーとして結婚式、イベントの司会や話し方の教室を開講し講師として活動中。「話すことが楽しい!」と思える人を増やすために、学生から主婦まで幅広くオンラインや直接指導を行っている。
なでしこリーグ、高校野球、アメリカンフットボールの実況中継も担当。結婚式二次会のノウハウコンテンツも執筆中。

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