【問題があることが問題ではない】


先日マーケティングのセミナーに勉強のため参加をしてきました。

『ケーススタディ』ということで、実際にとある企業を取り上げ、ポジショニングマップや強みをチームのメンバーと共に考えました。

マーケティング思考はもちろんですが、また違った切り口からも学ばせていただいたことがあります。

どう捉えるか?

その中の一つが「問題が問題なのではなく、どう捉えるかが大切だ」ということでした。

もしかしたら一瞬「?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

講師の方がおっしゃっていたことはこうです。

例えば、『やる気のない社員がいること』が会社の中の問題だとします。

みなさんならどう考えますか?

シンキングタイム!

 

 

ちっ・・

 

 

 

ちっ・・

 

 

 

ちっ・・・

 

 

 

 

さぁ。どうでしょうか?

「その人をプロジェクトメンバーから外す」

「研修をする」

「なぜやる気がないかをヒアリングする」

「仕事の量を減らす」

上記のような案を考え方も中にはいらっしゃるかもしれません。

決して間違いではないと思います。

ただ、上に挙げた考え方は「方法」でしかありません。

なので、また同じことが繰り返される可能性があります。

ここで『どう捉えるか』について考えてみましょう。

「あぁー・・やる気のない社員がいてうちの会社はダメだなぁ・・」と考えることができます。

「やる気のない社員がいる!これは、自分のマネジメント能力を向上させる機会だ!」(上司目線)

「同僚のやる気がない。これは同僚の結束力を高めて、今よりも更に生産性を向上させるチャンスだ!」(同僚目線)

「旦那のやる気がない。今まで以上に会話を増やして、夫婦間の関係を良くする機会かも!?」(妻目線)

色んな捉え方。考え方ができますよね?

そして、こうした捉え方ができることで、実際に行動し、成果が生まれます。

また捉え方をプラスの方向に持っていければ、前向きに問題を解決できる機会に恵まれることができます。

今皆さんの目の前にある問題という名の壁。

この壁をどう捉えましょう?

乗り越えられないから諦めるという選択肢もできるかもしれません。

しかし、これまでと異なる捉え方をした時に、次への一歩は変わってくるかもしれません。

一度是非自身の生活の中に当てはめてみてください。

今回学んだマーケティングの戦略についてはまた別の機会にお伝えさせていただきますね。
みなさん今日も良き1日を!

Kotokake代表 能政夕介(のせ・ゆうすけ)

立命館大学産業社会学部卒。大学時代、RBC(立命館大学放送局)にてアナウンサーとして在籍。ラジオDJやステージの司会を行う中で「人に伝える」ための方法やコンテンツ作りの楽しさを知る。卒業後は楽天(株)に就職し、インターネットを通じたマーケティングやコンテンツ開発から、楽天市場に出店する店舗様の売上を上げるコンサルタントを経験。
現在はフリーアナウンサーとして結婚式、イベントの司会や話し方の教室を開講し講師として活動中。「話すことが楽しい!」と思える人を増やすために、学生から主婦まで幅広くオンラインや直接指導を行っている。結婚式二次会のノウハウコンテンツも執筆中。

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