【結婚式二次会!本番編】ゲーム編①

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「ゲームを盛り上げるポイントは?ポイントは「高」から「低」」

前回で「余興について」まで説明をしてきました。

少しずつイメージは固まってきましたか?不安が安心に変われば嬉しいです。

分かりにくいポイントや質問があればいつでもお待ちしています!

▽前回の記事はコチラ▽【結婚式二次会!本番編】余興について
http://kotokake.jp/wedding20150531/

今回は大切なポイントの一つ【ゲームについて】です!

ゲームってそんなに大切?

これまで準備、前説、入場、乾杯、ケーキ、余興までお伝えしてきました。

そして今回話をする『ゲーム』は非常に大切です。

理由は2つあります。

 

まず1つ目。それは『全員参加型』という点です。

基本的に参加者全員に景品が当たる可能性があります。

この時点で、全員が関わるイベントになります。

これまではどちらかと言えば新郎新婦であったり、一部のゲストが関わる内容がほとんでした。

しかしながらゲームに関しては『全員』が関わってきます。

だからこそ、一体感を創るための工夫も必要になります。

全員が関わるという点を是非意識しておいてください。

 

2つ目は、『満足感』に直結する可能性があるという点です。

シビアな話になりますが、ゲストは会費を払って参加をします。

もちろん一番は新郎新婦の門出を祝福することが目的です。

しかしながら何かをするにはお金が必要です。

披露宴であれば、ご祝儀にはお祝いの気持ちももちろんですが、会場費・食事代・お車代・引き出物等々結婚式自体に必要であるお金をご祝儀でいただいたいた気持ちと自身の持ち出しで準備を進めます。

二次会であれば会費には飲食代、ケーキ代、景品代、会場費に充てられます。

二次会の会費の相場は規模によりますが6,000円~10,000円のラインで特に7,000円~8,000円が多いです。

お祝いの気持ちがあるとはいえ、回収できるものならもちろん回収したい気持ちは0ではないでしょう。なので、このゲームを内容・景品共に満足させることができるかはとっても大切です。

ゲストの心理に立ち返って是非準備を進めていきましょう。

盛り上がりの山を創ろう

ゲームが大切だということを理解いただけたでしょうか?

ではここからは『進行』に当たってのポイントをお伝えしていきますね。

大切なのは盛り上げるところと聞かせるポイントを創ることです。

ゲームで盛り上がるポイントはどこでしょうか?

もちろん内容によって変わりますが、共通するのは以下だと思います。

・ゲーム開始の合図

・景品発表(事前)

・景品発表(最後)

この他に、ゲームの内容によって盛り上がるポイントが変わります。

ビンゴゲームなら「リーチ」や「ビンゴ」のタイミングでしょうし

クイズなら「正解」のシーンといったところです

ずっと同じテンションだと、ゲストさんは途中で飽きてしまう可能性が高いです。

ですので「高低差」を意識して伝えるように意識をしましょう。

なので盛り上げるところは声も張るし、身振りも大きくする。逆に聞かせたい時は小声になったり、ゆっくり話したりと注意を向けてもらうようにする。

 

といったところです。

一度サンプルの原稿で見てみましょう。

 

「みなさんー!そろそろ次のイベントに移るのでご着席お願いします」(テンション:普通)

 

「では、みなさん前方にご注目ください!」(テンション:やや上げる)

 

「ここからは・・豪華景品の当たるクイズ大会を行います!さぁ全員で盛り上がって行きましょう!」(テンション:高)

 

「さぁゲームといえば、気になるのが何が当たるか?ですよね。ではここで今日の景品の一部をご紹介していきましょう!新郎新婦お二人、今日の目玉の景品は何ですか!?」(テンション:高)

 

「何と今回は東京ディズニーランドペアチケットが当たります!今日ここにいらっしゃるどなたかに確実に当たりますよ!!」(テンション:高)

 

「それでは豪華景品を当てるために、大切な大切なルールを説明します。よーく聞いてくださいね」(テンション:普通)

 

そしてこの後は普通に戻して説明をしっかり行っていきます。

どうですか?何となくイメージできましたか?

この説明までテンションが高いとついてこれなくなるゲストさんが出てきます。

なので、上げるところは上げる。聞かせるところは聞かせる。

会場やゲストのムードに合せて言葉やテンションを選ぶようにしていきましょう。

ゲームの景品って何がオススメ?

景品で悩むことは非常に多いです。

僕が良くアドバイスしている点は3点です。

 

1つ目はゲストの3割くらいの景品数を準備する。
人数が増えれば絞ってもいいですが、50名~80名規模が多いので、15個から24個程度あれば問題ないでしょう。

多すぎれば「当たった!」感動が薄まりますし、少なすぎると逆にその感動を得る人が少なくなります。

なので3割くらいが目安だと経験上思います。

 

2つ目は新郎新婦ならではの景品を選ぶ。

もちろん全てでなくて構いません。実用性のある賞品も大切ですが、二人ならではの賞品を入れることでオリジナリティを演出できます。司会者もそう言ったエピソードを触れることができるので是非提案してみてください。

例えば思い出のデートが海遊館だったなら海遊館のチケット。

料理が好きな新郎が自ら選んだ和包丁。

お菓子の好きな新婦が選んだオススメお土産スイーツ。

といったように実用性を兼ねつつ、二人のエピソードが交わることで新郎新婦のことを知ってもらえますし、もらった方も嬉しい賞品になります。

 

3つ目は高低差をつける。

先ほどの司会の演出と同じですが景品にも傾斜をつけます。

1,000円台のものから5,000円~10,000円のものといったようにしていきます。

そうすることで高ランクの賞品が良く見えますし、ゲストの参加意欲が高まります。

1,000円台の賞品にはスタバカード等実用性を兼ねているモノを選べば問題ありません。

賞品選びに困ったら参考にしてみてください。

また、こうしたセットも今では二次会で良く使用されています。
郵送かつ目録もあるので、これはこれで非常に楽です。

ここに新郎新婦オリジナルを追加するのも良いですね。

いかがでしたか?ご意見やご相談があればお気軽にご連絡くださいね!

次回はゲームの中身についても触れていきたいと思います。次回もお楽しみに!

 

Kotokake代表 能政夕介(のせ・ゆうすけ)

立命館大学産業社会学部卒。大学時代、RBC(立命館大学放送局)にてアナウンサーとして在籍。ラジオDJやステージの司会を行う中で「人に伝える」ための方法やコンテンツ作りの楽しさを知る。卒業後は楽天(株)に就職し、インターネットを通じたマーケティングやコンテンツ開発から、楽天市場に出店する店舗様の売上を上げるコンサルタントを経験。
現在はフリーアナウンサーとして結婚式、イベントの司会や話し方の教室を開講し講師として活動中。「話すことが楽しい!」と思える人を増やすために、学生から主婦まで幅広くオンラインや直接指導を行っている。結婚式二次会のノウハウコンテンツも執筆中。

Kotokake公式HP-話し方講座やオンライン講座も実施中-
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