Bリーグ2019-20シーズン第8節大阪エヴェッサVS横浜ビーコルセアーズのGAME2を実況担当
2019/12/02
2019年11月10日の大阪エヴェッサ対横浜ビーコルセアーズのGAME２を実況担当しました。
解説はおなじみの大阪エヴェッサに昨年まで在籍されていました元日本代表の木下博之さんでした。実況は能政夕介です。
【ゲーム見どころ＆ストーリー】
昨日のGAME1は横浜に対して完勝。前半のリードを守り、今季8勝目、そして今季初の3連勝を飾り西地区の首位に立ったエヴェッサ大阪。
オンザコート3が機能し、ヘンドリックス、ハレルソン、アイラブラウンらで53得点を記録し彼らの成功率は7割近くにも上った。
後半は横浜にリバウンドを奪われる時間帯もあったが、守備面でもヘンドリックスとハレルソンは得点とリバウンドでダブルダブルを達成。昨シーズンの10月以来となる4連勝を目指して戦う。
一方の横浜は前回滋賀と対戦しGAME2は滋賀を完璧に抑えて連敗ストップ。勢いをもって初の大阪に臨んだ。
しかしながら１Qから大阪のオフェンスに手を焼き、要所で得点を取るも流れはつかめずに前半を折り返す。
後半は横浜が持ち込みたかったロースコアな展開へ引っ張るが、序盤の得点差が響き結果は78－66で敗戦。
自慢の守備をこのGAME2でどのように修正するか注目が集まる。
大阪とは昨年2勝2敗。アウェイでは勝利がないだけに、勝利をホームに持ち帰りたい一戦だ。
強力なインサイドに得点力が増した大阪。
昨年から9年ぶりにBリーグ王者へ率いた経験のある天日HCを招集し、走るバスケへと大きく舵を切った。
昨年よりも平均得点は6点向上し、ファストブレイクの数も大きく増加した。
昨年と比較してもこの時期8連敗と苦しんでいた状況からは一転し3連勝で首位に立っている。
主力となるアイラブラウン、リチャードヘンドリックス、ショーンオマラに加えて昨年のリバウンド王ジョシュハレルソンが在籍しインサイドの戦力は向上。
そこに京都から伊藤や、PGとしても成長している合田が脇を固め戦力は十分。
けが人もおらず、年内で更なる勝利を積み上げたい。
一方の横浜も今年は過去チームを支えたベテランがチームを去った。
若手が加入しチームの若返りに成功。ハードなDFからオフェンスリバウンドを粘りつよく取り、堅守からの攻撃が1つのスタイルになっている。
特に失点数が昨年よりも大幅に改善し、今季は近年と比較しても良いスタートを切り現在中地区2位につけている。
得点力には課題が残るが、ハードなDFからジェイソンウォッシュバーンやゲームをコントロールできる田渡に加え、新加入の秋山が活躍を見せており、上位を狙えるチームに横浜は変化しつつある。
【個人的な注目選手とその理由】
◆大阪：アイラブラウン
今季2度目の二けた得点はプレータイムを大きく取らずとも達成。
特に4つのダンクはチームの士気を大いに高めた。
帰化選手のためここまで全試合スタメンで起用。体力的な部分や、怪我の心配もあるが今季の大阪で必要な選手。
3ポイントシュートに加え、アシストなど得点やリバウンド以外でも幅広い活躍を見込むことができる。
昨日は18得点、6リバウンド2アシスト
◆横浜：ジェイソンウォッシュバーン
今季1年8か月ぶりに復帰したのがジェイソンウォッシュバーン
外国籍選手としてチームを引っ張る大黒柱。昨日のGAME1では18得点とチーム最多の得点を記録。
7本のORを記録しチームを引っ張った。またアシストも4つ記録。
特に後半良さを出したウォッシュバーンは前半の立ち上がりから自分の良さを出せるか注目したい
GAME１は大阪エヴェッサが78－66で勝利！勢いをもって連勝を飾るか？それとも横浜が固い守備で勝利を掴みとるか？GAME２の熱戦に期待しましょう！
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Kotokake 代表 能政夕介
立命館大学産業社会学部卒。大学時代、RBC（立命館大学放送局）にてアナウンサーとして在籍。
ラジオDJやステージの司会を行う中で「人に伝える」ための方法やコンテンツ作りの楽しさを知る。
立命館大学卒業後は楽天（株）に就職し、インターネットを通じたマーケティングやコンテンツ開発から、楽天市場に出店する店舗様の売上を上げるコンサルタントを経験。その後独立をする。
現在はフリーアナウンサーとしてDAZNやスカパー等でスポーツ実況も担当している。
その他にも結婚式、イベントの司会や企業・高校・大学等へコミュニケーションの講師としても活動中。
「話すことが楽しい！」と思える人を増やすために、学生から主婦まで幅広くオンラインや直接指導等を行っている。
【過去の出演歴】
DAZNにてJリーグ中継（J1/J2/J3）、スカパーにて天皇杯やユースの試合等も担当。
その他にもなでしこリーグやアメリカンフットボール・ラグビー・高校野球の実況担当経験もあり。