Bリーグ2019-20シーズン第5節京都ハンナリーズVS島根スサノオマジックの一戦を実況担当

      2019/12/02    - スポーツ実況


2019年10月23日(水)京都ハンナリーズVS島根スサノオマジックの一戦をバスケットLIVEにて実況を担当しました。

解説は鈴木慶太さんでした。

シーズン序盤徐々にチームのカラーが出てきたところ。過去の実績からも有利は京都でしたが、粘りつよく戦いたい島根との一戦です。

【ゲーム見どころ&ストーリー】

連勝の止まった京都対今季初勝利を手にした島根がB1リーグで2年振りに対戦
京都は先週末アウェイでA東京と対戦。GAME1ではオフェンス陣が効果的に試合を組み立てA東京相手に今季初の100点ゲーム。
開幕からの連勝を6に伸ばした。特にサイモン、マブンガに続き、松井が3ポイントを自己最多の7本決める等活躍。この3人で90得点を記録した。
しかしながらGAME2ではオフェンス陣が沈黙。結果的に53-81で今季最少得点で初の敗戦を喫した。

一方の島根は5連敗で臨んだ横浜とのGMAE1はロバートカーター26得点、ブライアンクウェリが19得点の活躍もあり横浜に勝利して嬉しい今季初勝利。
得点もさることながら、守備面でも強度の高さを見せた。しかしGAME2は前半互角に戦うも後半失速し今季初の連勝とはならず。
2017-18シーズンは6度対戦して京都が6勝。京都は再び連勝街道を、島根はアウェイでの連戦が続く中、自信に繋がる勝利を挙げたい一戦。

昨季の京都は31勝29敗の西地区3位で、CS出場を逃したが今季は西地区の有力チームのひとつ。
力の源は#32ジュリアン・マブンガと、#50デイヴィッド・サイモンの外国籍選手コンビだ。
インサイドプレーが得意なサイモンは昨季に新加入し、1試合平均24.3得点をマーク。
インサイド、アウトサイドを問わず得点がねらえゲームメイクもこなせるマブンガは同21.6得点をあげた。
昨 季にふたりがあげた得点はチームの7割以上で、対する相手にとっては驚異の存在だ。今季もここまで両者1試合で20点以上を獲得。
この外国籍選手とアウトサイドが機能するかが京都にとっては重要となる。
特に直近の試合では日本人ビックマンの永吉にアウトサイドでは松井と攻撃の幅も広がっている。
ホームでは今季ここまで負けなし。プレータイムをシェアしながら、戦略的に勝利を狙いたい。

島根は今季2年振りのB1の舞台へ。メンバー変遷も大きく変わる中、今季から加入のロバートカーターとブライアンクウェリがチームの柱になっている。
平均得点は17得点と京都の外国籍選手には劣るものの献身的に守備もできる。
実際にカーターは平均リバウンド11.6でリーグ3位。クウェリもORが20回(リーグ8位タイ)でチームトップと高い数値を誇る。

加えて在籍3年目の相馬は3ポイント成功率がこれまでリーグ3位の51.7%と好調。(15本成功)
京都の強力なマブンガ、サイモン選手を抑えて自分たちのペースを1試合通じて握れるかに注目したい。

 

【個人的な注目選手とその理由】

◆京都:ジュリアンマブンガ・デイビッドサイモン
マブンガはA東京戦で2試合で40得点(G1は27、G2は13)、さらにアシスト数は20(G1は15、G2は5)と活躍。
またサイモンもG1だけで37得点とインサイドプレーやシュートのうまさも目立つ。
この2人を気持ちよくプレーさせることができるかも勝利に関わってくる。

相手チームは2人だけに注力をするとアウトサイドの松井や岡田、内海もいるのでまずはしっかりと得点源を抑えることができるかが重要になる。
特にマブンガはアシストもうまい。ただボールが集まる傾向にあるのでTO数も多く、マブンガに対して強いプレッシャーをかけれるか、またそれをかいくぐって結果を出せるか注目したい。

 

◆島根:ロバートカーター、相馬卓弥
ロバートカーターは横浜戦2試合で46得点(G1は26得点、G2は20得点)と活躍
特にリバウンドも2試合とも2桁とダブルダブルを達成。今季加入のカーターにとって初対戦となる京都相手にインサイドで脅威になりたい

また相馬は現在3ポイント成功率がリーグ3位の51.7%(1節の名古屋戦GAME2では4/6,2節の北海道戦GAME1では5/7)と高い成功率を見せた。
オンザコート2の両チームだけに、外国籍選手以外の活躍も求められる。相馬と松井のシューター対決にも注目が集まりそうだ。

 

どんな戦いになるか楽しみです!皆さんも是非ご覧ください!

 

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Kotokake 代表 能政夕介

立命館大学産業社会学部卒。大学時代、RBC(立命館大学放送局)にてアナウンサーとして在籍。
ラジオDJやステージの司会を行う中で「人に伝える」ための方法やコンテンツ作りの楽しさを知る。
立命館大学卒業後は楽天(株)に就職し、インターネットを通じたマーケティングやコンテンツ開発から、楽天市場に出店する店舗様の売上を上げるコンサルタントを経験。その後独立をする。

現在はフリーアナウンサーとしてDAZNやスカパー等でスポーツ実況も担当している。
その他にも結婚式、イベントの司会や企業・高校・大学等へコミュニケーションの講師としても活動中。
「話すことが楽しい!」と思える人を増やすために、学生から主婦まで幅広くオンラインや直接指導等を行っている。

【過去の出演歴】
DAZNにてJリーグ中継(J1/J2/J3)、スカパーにて天皇杯やユースの試合等も担当。
その他にもなでしこリーグやアメリカンフットボール・ラグビー・高校野球の実況担当経験もあり。


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