【天皇杯にJ1リーグの中継も担当】

       - スポーツ実況


6月の下旬に天皇杯2回戦のサンフレッチェ広島VS鹿児島ユナイテッドFCの試合をスカパーにて実況担当。
そしてその週末には広島のエディオンスタジアム広島にてサンフレッチェ広島VS大宮アルディージャ―の一戦をDAZNにて実況担当させていただきました。

両試合共に白熱した一戦になりました。試合のハイライトの一部はこちらです。

▼天皇杯2回戦:広島VS鹿児島▼
https://www.youtube.com/watch?v=6aR0haR9ojM

▼J1リーグ第16節:広島VS大宮▼
https://www.youtube.com/watch?v=U9bhpDwXoTs

天皇杯はジャイアントキリングの空気も

広島VS鹿児島の一戦。先制したのは鹿児島でした。
鹿児島は右サイドから攻撃をしかけ、クロスが流れたところを関が冷静に流し込み得点。
カテゴリーではJ3でプレーをする鹿児島が嬉しい先制ゴールを決めました。

しかし、広島は徐々にボールをキープする時間を増やしチャンスをつくります。
前でプレーする工藤、宮吉、フェリペシウバの3人が再三鹿児島ゴールに迫ります。

広島は前半に宮吉のパスに工藤が冷静に合わせて同点ゴール。1-1と試合を振り出しに戻します。
試合は同点で後半へ。後半開始直後は前半同様に鹿児島が攻め込みます。

しかし得点は奪えず、逆に広島は右のサイドからチャンスをつくります。
フェリペシウバのパスから工藤がシュート。そして、そのこぼれ球を宮吉が決めて2-1と勝ち越し。

このまま広島が優勢かと思われましたが、右サイドから耐えてボールを繋いだ鹿児島は中へクロス。
このボールをまたも関がミドルレンジから決めて今日2点目!これで2-2と試合を再び振り出しへと戻しました。

延長戦も予想できたこの一戦。最後に会場を沸かせたのは広島の工藤でした。
終盤に待望の勝ち越しゴールを奪い、鹿児島の猛追を振り切って3回戦進出。

過去今治FCとの一戦で苦杯を喫した会場でしたが、逃げ切り勝利を飾りました。
広島は次節はFC岐阜と岐阜のホームで対戦します。

17位と16位の負けられない一戦

6月25日に行われた2017年J1リーグの第16節は17位広島と16位大宮の残留争いをかけた熾烈な戦いが繰り広げられました。
広島は天皇杯での勝利を勢いにしてホームでリーグ戦今季初勝利を目指す。
一方の大宮は伊藤監督就任後はここまで負けなし。4-1-4-1のシステムで連勝を目指してアウェイの地で戦いました。

序盤は一進一退の攻防が続きます。
しかしながら徐々に広島が大宮陣内に入りチャンスをつくります。
ミキッチ、柏の両サイドからの攻撃で決定機をつくるも得点には至りませんでした。

前半は0-0で折り返し、後半も広島は最終ラインからビルドアップをし試合を優位に進めます。
しかし、大宮は前に行く姿勢を忘れずファイトしていた姿勢が実を結びました。

相手のミスから奪ったボールをエースの江坂が決めて0-1と先制ゴール。3試合連続のゴールでチームに勢いをつけます。
1点を追いかける広島は更に猛攻をしかけます。アンデルソンロペスの強烈なミドルシュートや皆川もシュートも枠を捉えることができず得点には至りません。

大宮も河本、高山が懸命なDFでゴールを防ぎます。
耐えて守った大宮はアディショナルタイムにマテウス、渡部がゴールを決めて0-3と終盤に追加点を奪い残留争いから一歩抜け出す結果となりました。

広島は選手交代でチャンスをつくるもシュートがなかなか枠内に行かず無得点。
リーグ戦は連敗。リーグ戦ホームでの勝利は後半戦へお預けになりました。
Jリーグもいよいよ折り返し。
これから時期的にも暑い時期が続きますが、是非会場に足を運び選手たちの躍動を直接楽しんでいただければと思います。今回も貴重な体験ができました。7月以降もしっかりと取り組んでいきたいと思います。

Kotokake 代表 能政夕介

立命館大学産業社会学部卒。大学時代、RBC(立命館大学放送局)にてアナウンサーとして在籍。ラジオDJやステージの司会を行う中で「人に伝える」ための方法やコンテンツ作りの楽しさを知る。卒業後は楽天(株)に就職し、インターネットを通じたマーケティングやコンテンツ開発から、楽天市場に出店する店舗様の売上を上げるコンサルタントを経験。

現在はフリーアナウンサーとして結婚式、イベントの司会や話し方の教室を開講し講師として活動中。「話すことが楽しい!」と思える人を増やすために、学生から主婦まで幅広くオンラインや直接指導を行っている。
DaznでのJリーグ中継、なでしこリーグ、高校野球、アメリカンフットボールの実況中継等も担当。結婚式二次会のノウハウコンテンツも執筆中。

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