THEATRE E9 KYOTOにて能政夕介初の主演劇「フリー/アナウンサー」全公演終了

      2021/08/10    - Kotokakeからのお知らせ


先日初めて京都にあるTHEATRE E9 KYOTOさんで3日間「フリー/アナウンサー」を上演させていただきました。お陰様で連日ほぼ満席で合計155名の方が足を運んでくださいました
京都に所属しているコワーキングスペースの仲間たちや、アナウンサーとして切磋琢磨している仲間たち、家族やお世話になっている皆さん含めてお越しいただき本当に感激でした。改めて御礼申し上げます
思い起こせば、今年の元旦にたまたま本作の演出家でもある あごうさとしさんとの1時間の雑談で「能政くん劇やる?」と声をかけて頂いた事がスタートでした。(最初はどこまで本気か分からず)
そこから稽古を重ねて、メディアにも取り上げていただきましたが、あっという間に本番でした
改めて感じた事は芸術という概念の捉え方の難しさと、その可能性でした
稽古や作品作りの中でこれまで体験したことのない未知の部分が多く混乱が多く芽生えました
エンタメとアートの差異も分からない自分のこれまで抱いていた当たり前の価値観は多く崩れ去りました
合理性や、正攻法がない。いや、自分の中で勝手に当てはめていただけなのかもしれません
それくらい価値観を揺さぶられる経験、体験をすることができました
作品についてはご覧になっていない方もいるので、多くを語る事はありませんが本当に全ての行為、演出に意味がありそれを照明の方や、制作、音響、すべての人と創り上げていく
プロフェッショナルな皆さんとの時間は、すごく尊くて価値のある時間を体現できたのだと改めて感じています
同時にこの芸術に関わる業界の難しさを感じた事も事実です
これだけ皆さんが一生懸命取り組んでいく中でも経済的な合理性がない部分も多く垣間見えました
そこに真っ向から向き合っている京都で活躍をされるTHEATRE E9 KYOTO(一般社団法人アーツシード京都)さんの取り組みにもすごく感銘を受けました
何が伝わったかは本当に分からないですが、個人的には1時間という決して短くない時間を新たな挑戦で体現できたこと
俳優でもない、一般の人でもこうした表現ができる、そこに色んな可能性があることを感じてもらえたなら純粋に嬉しいです
今回の経験を今後の自分の人生やビジネスの場でも大いに広げていきたいと思います
関わっていただいたみなさん本当にありがとうございました
今日からまた自分のお仕事も本気で取り組んでいきます!
==============================
演出| あごう さとし
舞台監督| 北方 こだち
照明| 渡辺佳奈
音響| 森永 恭代 河合 宣彦
音声配信|株式会社La AUS1 遠藤 尚博
特殊造形| 吾郷泰英
制作| 福森 美紗子
宣伝美術| 森倉悠希(一般社団法人Impact Hub Kyoto)
写真| 金 サジ
==============================
素敵なお花のプレゼントや、差し入れまで本当にありがとうございました
仲間に恵まれたことを改めて感じる3日間でした。心から感謝申し上げます
※劇場では新型コロナウィルス感染症対策を講じながら政府のルールに則って実施していただきました

 

Kotokake 代表 能政夕介

立命館大学産業社会学部卒。大学時代、RBC(立命館大学放送局)にてアナウンサーとして在籍。
ラジオDJやステージの司会を行う中で「人に伝える」ための方法やコンテンツ作りの楽しさを知る。
立命館大学卒業後は楽天(株)に就職し、インターネットを通じたマーケティングやコンテンツ開発から、楽天市場に出店する店舗様の売上を上げるコンサルタントを経験。その後独立をする。

現在はフリーアナウンサーとしてDAZNやスカパー等でスポーツ実況も担当している。
その他にも結婚式、イベントの司会や企業・高校・大学等へコミュニケーションの講師としても活動中。
「話すことが楽しい!」と思える人を増やすために、学生から主婦まで幅広くオンラインや直接指導等を行っている。

【過去の出演歴】
DAZNにてJリーグ中継(J1/J2/J3)、スカパーにて天皇杯やユースの試合等も担当。
その他にもなでしこリーグやアメリカンフットボール・ラグビー・高校野球の実況担当経験もあり。


関連記事