【具体的に想像をすると手段が見えてくる】


先日オンライン講座でお客様とお話しをしている時にふと「こんな◎◎になりたいんですよね~」と話をしてくれました。

そこからは私の質問癖がつい出てしまい・・・

「え?それって具体的にどんな人ですか?」

「いつからそう思ったんですか?」

「その人っておいくつくらいですか?どんな仕事されてるんですか?」

「過去にも同じような経験ってありましたか?」

「今そのために実践してることってありますか?」

「身近な人で同じような方っていらっしゃいますか?」
と、色んな妄想含めて質問をぶつけてしまいました。

昨年から高校生や大学生に向けてもコミュニケーションのお話を良くさせていただきます。
その中で私は良くお話しすることは、どれだけ自分のことが理解できているかということです。

全ては自己理解から

コミュニケーションにおいては色んな考え方があることを承知の上で、私が大切にしたい考え方は以下です。

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全ての土台は「自分のことをどれだけ理解できているか?」だと思っています。
これが明確であればあるほど、相手とのコミュニケーションはスムーズになります。

なぜなら、自分のことを理解しているので自信を持って話すことができるからです。
「自信」ってとっても大切です。
そして、難しく考えなければ容易にこの自信をつけることができます。

自分を理解するためには、自分に対して常に対話をする意識を持つこと。
「なぜ自分はこの選択をしたのか?」

「なぜ自分は今(過去)こんな感情になったのか?」

少し振り返るだけで自分という人間が見えてきます。
そうして自分という人間をきちんと把握することができれば、伝えたいことを相手に伝えることができます。

もちろん、コミュニケーションは1人では成り立ちません(コミュニケーションはいつだって1対N)
相手がいてはじめて成り立ちます。

だからこそ、自分という人間を理解した上で、相手やその環境を理解して言葉を選択する意識が必要です。
最初は難しいかもしれません。ただ、意識をして少しづつできるようになれば無意識でも最良の選択ができるようになると思っています。
さて、話を戻しますね。

具体的に想像すると手段が見えてくる

なりたい自分を具体的に想像すれば、その時に初めて手段が見えてきます。

例えば、「エレガントな女性になりたい」と思われた方がいらっしゃったとしたら・・

・そもそも「エレガント」って何?

・どの人を見てそう感じたのか?

・その人のどんな仕草や行動がエレガントと思ったのか?

・自分がエレガントさを身につけたらどのような変化があるだろうか?(自分にも周りにも)

そして、たくさん想像した後に、手段にも目を向けてみます。

・どんな言葉遣いをするだろう?

・どんな感情表現をするだろう?

・どんな服や容姿に対して意識しているだろう?

・どんな場所にいるだろう?何を食べているだろう?

といったように、手段にも目を向けてみます。
そして、その中で自分でもできそうなことから行動していくのです。(ここが意外と重要)
想像や妄想だけをして行動しない方は実際に多いです。
なので私は良く「どんな小さいなことでもいいので行動できることを1つ決めましょう」とよく話します。

行動すれば結果が出ます(良し悪し関係なく)

すると、その行動が正しかったのか検証ができます。

私はコミュニケーションにおいてもその繰り返しだと思っています。

なりたい自分になることができれば、それは自己理解が深まった証拠。

少しでも近づけるよう、まずは自己対話からはじめて見てください。

 

Kotokake 代表 能政夕介

立命館大学産業社会学部卒。大学時代、RBC(立命館大学放送局)にてアナウンサーとして在籍。ラジオDJやステージの司会を行う中で「人に伝える」ための方法やコンテンツ作りの楽しさを知る。卒業後は楽天(株)に就職し、インターネットを通じたマーケティングやコンテンツ開発から、楽天市場に出店する店舗様の売上を上げるコンサルタントを経験。

現在はフリーアナウンサーとして結婚式、イベントの司会や話し方の教室を開講し講師として活動中。「話すことが楽しい!」と思える人を増やすために、学生から主婦まで幅広くオンラインや直接指導を行っている。
DaznでのJリーグ中継、なでしこリーグ、高校野球、アメリカンフットボールの実況中継等も担当。結婚式二次会のノウハウコンテンツも執筆中。

Kotokake公式HP-話し方講座やオンライン講座も実施中-
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