【着眼点を鍛えよ】


こんにちは。
先日、和仁達也先生の「パートナー型セールス養成講座」を主催する(株)La Himawariさんをお手伝いするためにスタッフで参加をしてきました。

平日にも関わらず会場は満席。
約3時間にも渡るセミナーは非常に熱気もあり、笑いもある密度の濃い時間でした。

運営のお手伝いで参加しましたが、しっかりと3時間講座にも耳を傾け学ばせていただきました。

着眼点を鍛えよ

気が付けばノート6枚分くらいメモをしていました。意外とメモ魔なんです。
アウトプットしたいことは多くありますが、講座の中で特に印象に残った点をまずはお伝えしていきます。

まずは、タイトルにも書きましたがキーワードの1つはこの『着眼点』でした。

ちゃくがん‐てん【着眼点】とは目のつけどころ。ねらい。を意味します。

今回の和仁先生の講座はコンサルとタントや士業、コーチの方が多く。
独立されていて、自ら仕事を取ってくる方が多かったように思います。

では、和仁先生はなぜ着眼点が大切だと話したのでしょうか?

営業をするにしろ、コンサルをするにしろ大切なポイントの1つとして、

 

『相手の気づいていないことに気づいて先に提案する』

ということが大切だとお話をされていました。

みなさんはこれを聞いていかがですか?

「分かる分かる」

「それって当たり前じゃ・・」

「着眼点ってどう鍛えればいいの?」

 

色々な感想が出てきそうですね。

聴いたときの自分の感想としては、「理解してるけどできてないこと」でした。

『相手の気づいていないことに気づいて先に提案する』

 

自分の持っている商品(モノでもサービスでも)が相手の気づいていない課題に対して解決の提案ができれば、上手くいきそうなイメージを持てませんか?

では着眼点を鍛えるためには一体何が必要なのでしょうか?

1アクション3ゴール

和仁先生が講座中におっしゃっていたことの1つがこの1アクション3ゴールです。

簡単に言えば、1つの行動に対して3つの角度が異なる目標を設定することが大切だということです。

例えば、今日セミナーにあなたが参加するとします。

そこでの目標を1つだけ設定するのではなく、3つ設定します。
そしてその3つは角度が異なる目標にします。

■角度が同じ3つの目標
・営業のクロージングトークを学ぼう
・効果的な質問の方法を学ぼう
・アイスブレイクの良い内容を学ぼう

これらは、3つとも同じ視点の内容です。数を上げることも大切ですが、ここで大切なことは着眼点の異なる3つの手法を考えて挙げるということ。

 

■角度が異なる3つの目標
・営業のクロージングトークを学ぼう(営業の手法)
・異なる業種の人が参加しているから5人以上と繋がろう(関係性の構築)
・講師の方の話し方や表情を観察して、伝え方の方法を学ぼう(伝わる話し方の手法)

 

フレミングの法則って覚えていますか?
親指、人差し指、中指はそれぞれ異なる方向を指しています。

こうした方向性の違う目標設定をする(1アクション3ゴール)ことで、着眼点は鍛えることができます。

1つの角度の目標を設定する人と、3つの異なる角度で目標を設定する人とでは単純に鍛えられる力は3倍にも開きます。

こうして意識をすることで、新しい着眼点がみなさんの前に見えてくるかもしれません。

当たり前を捨てる

講座を聞いて僕自身が感じたのが「当たり前を捨てる」ということ。

自分の「今」が当たり前になることで、新しい着眼点が見えにくくなっている気がしたからです。

「業界がこうだから」

「相場がこうだから」

「今の実力だとこうだから」

そんな風に決めつけてしまっていることってありませんか?

一度すべてを取っ払った上で、どうすれば相手の課題を解決するために自分の持っている商品(モノ・サービス)が生かせるか?を考えてみると新しい発見が得られるかもしれません。

コミュニケーションでも同じ?

早速着眼点を変えてみましょう。

今回は営業やコンサルでのノウハウとして知識をインプットしました。

では、これをコミュニケーションに当てはめてみると?

相手への印象を「見た目」だけで判断してしまったりしていませんか?
着眼点を変えてみるとコミュニケーションの幅が広がるかもしれません。

言葉遣い、所作、メールの文面、喜怒哀楽の感情・・

いつもと違った角度で相手を見ることで、新しい発見が得られる。
もちろん相手だけでなく、自分のイメージを知る際も同じ。

こう見られているかな?と思う点を違った部分から覗いてみましょう。

新しい発見共に、異なる話題も生まれてくるかもしれませんね。
是非一度実践してみてください。

 

Kotokake代表 能政夕介(のせ・ゆうすけ)

立命館大学産業社会学部卒。大学時代、RBC(立命館大学放送局)にてアナウンサーとして在籍。ラジオDJやステージの司会を行う中で「人に伝える」ための方法やコンテンツ作りの楽しさを知る。卒業後は楽天(株)に就職し、インターネットを通じたマーケティングやコンテンツ開発から、楽天市場に出店する店舗様の売上を上げるコンサルタントを経験。
現在はフリーアナウンサーとして結婚式、イベントの司会や話し方の教室を開講し講師として活動中。「話すことが楽しい!」と思える人を増やすために、学生から主婦まで幅広くオンラインや直接指導を行っている。結婚式二次会のノウハウコンテンツも執筆中

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