【プロの条件:致知から学ぶ】
2017/02/20
先日知人のFacebookに致知出版社より発刊されている「小さな人生論」という書籍の言葉を見た。
面白いという感覚ではなく、「心が震える」という感想であった。
その後すぐに書籍を取り寄せて「小さな人生論」は現在続編も含めて5冊発刊されており、今回はまず1作目は手に取って読んでみた。
因みに「致知」とは書店等には販売しておらず、定期購読で読むことができる月刊雑誌である。
致知出版HP(http://www.chichi.co.jp/)
今回読んだ著作の中で「プロの条件」というタイトルのエピソードが掲載されていた。
プロとアマの違い
著書の中では以下のように掲載されていた。
(小さな人生論「致知の言葉」より引用)
第一は、プロは「自分で高い目標を立てられる人」だということである。
自分なりにほどほどにやれればいい、この程度でいいだろうと、目標をできるだけ低く設定しようとするのがアマである。
プロは違う。プロは自分で高い目標を立て、その目標に責任を持って挑戦していこうとする意欲を持っている。
第二は「約束を守る」ということだ。
約束を守るというのは、成果を出すということである。自分に与えられた報酬にふさわしい成果をきっちりと出せる人、それがプロである。
成果を出せなくてもなんの痛痒(つうよう)も感じず、やれなかった弁解を繰り返してやり過ごそうとする者がいる。アマの典型である。
第三は、「準備をする」。
プロは「絶対に成功する」という責任を自分に課している。絶対に成功するためには徹底して準備をする。準備に準備を重ねる。自分を鍛えに鍛える。
そうして勝負の場に臨むから、プロは成功するのである。
アマは準備らしい準備をほとんどせず、まあ、うまくいけば勝てるだろうと、安易な気持ちで勝負に臨む。この差が勝敗の差となって表れてくるのである。
表現を変えれば、プロは寝てもさめても考えている人である。起きている時間だけではない、寝ても夢の中にまで出てくる。それがプロである。
少しは考えるが、すぐに他のことに気をとられて忘れてしまうのがアマの通弊(つうへい)である。
第四は、これこそプロとアマを分ける決定要因である。プロになるためには欠かせない絶対必要条件だと言える。
それはプロは「進んで代償を支払おうという気持ちを持っている」ということだ。
プロであるためには高い能力が不可欠である。
その高い能力を獲得するためには、時間とお金と努力を惜しまない。犠牲をいとわない。代償を悔いない。それがプロである。
犠牲をけちり代償を渋り、自己投資を怠る人は絶対にプロになれないことは自明の理であろう。
※痛痒=精神的、肉体的な苦痛や、物質的な損害。
※通弊=一般に共通してみられる弊害。
書籍の一部であるがご覧になってみていかがでしょうか?
何か感じることはあったでしょうか?
目標を設定して、約束を守り、準備をして、学ぶ努力をする。
当たり前のことかもしれません。ただ、それを徹底してやり抜くことができるかどうか?それがプロとアマの違いなのかもしれません。
環境に左右されない
生まれた環境。今置かれている環境に関係なく、意思を持って取り組むことで成し遂げることができる。
「本当にプロとして生きたいか?」今回の著書で「プロの条件」と書かれた見出しの文章を読んだ際に一番に感じたことである。
読み終えて感じたことは「共感」と「未熟」
今置かれている環境に感謝し、自分で環境を整えていく努力をする。
そうして行動した努力1つ1つは未来に必ず身を結ぶと思う。
「何のために生きたいか?」についても考えさせらる、短いながらも深い文章でした。
現在はフリーアナウンサーとして結婚式、イベントの司会や話し方の教室を開講し講師として活動中。「話すことが楽しい!」と思える人を増やすために、学生から主婦まで幅広くオンラインや直接指導を行っている。
なでしこリーグ、高校野球、アメリカンフットボールの実況中継も担当。結婚式二次会のノウハウコンテンツも執筆中。
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